2018年03月02日

ダークタワー 【劇場で鑑賞】

スティーヴン・キングの小説が原作で、イドリス・エルバ
とマシュー・マコノヒーが共演するダークファンタジー作
『ダークタワー』が公開されましたので観に行ってきました。

ダークタワー.jpg

ダークタワー

原題:THE DARK TOWER

製作:2017アメリカ

作品紹介
ホラー小説の大家スティーヴン・キングによるダーク
ファンタジーを映画化。一人の少年が夢に導かれて
入り込んだ世界で、世界の支柱とされる“タワー”を
めぐって銃使いと世界の崩壊を画策する黒衣の男が
死闘を繰り広げる。『マンデラ 自由への長い道』など
のイドリス・エルバと、『ダラス・バイヤーズクラブ』
などのマシュー・マコノヒーが共演。メガホンを
取ったのは『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』
などのニコライ・アーセル。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★☆
おすすめ度:★★★

巨大なタワー、拳銃使いの戦士、魔術を操る黒衣の男が
現れる悪夢を見続けていた少年ジェイク(トム・テイラー)は、
夢に出てきた風景を探してみると、異界に繋がる場所を
発見し・・・。。

こちらの映画はスティーブン・キングの大作小説が原作
とのこと、自分は原作未読での鑑賞となります。

内容はあまりにもリアルな悪夢に苦しむ少年が、
「夢はどこかで現実に起こっていることだ!」と
探索に乗り出し、遂に・・・という流れ、これに
荒唐無稽な設定を合わせると、キングの大作では
なく、

マンガかゲーム原作?、

としか思えず。

しかしそのように観てみるとコンパクトにまとまった
ダークファンタジーとして結構面白いもの。

とにかくイドリス・エルバとマシュー・マコノヒーの
雰囲気が抜群で、画を引っ張ります、イドリスの精悍さ
とマシューの冷酷さが大変魅力的、プラス子役さんも上手し。

量的にはそこまで多くないものの、アクションの決まり
具合が良かったのがサプライズ、ウエスタン+αという
感じの銃撃戦が格好良かったです。

原作にはただインスパイアされただけと考えたほうが吉
と思える映画、多分自分のように元を全く知らない方の
ほうが楽しめそうです。

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2018年02月27日

スリープレス・ナイト 【劇場で鑑賞】

『ピエロがお前を嘲笑う』などのバラン・ボー・オダー
監督の新作で、主演をジェイミー・フォックスが務める
サスペンスアクション作、『スリープレス・ナイト』が
公開されましたので観に行ってきました。

スリープレス・ナイト.jpg

スリープレス・ナイト

原題:SLEEPLESS

製作:2016アメリカ

作品紹介
『Ray/レイ』などのオスカー俳優ジェイミー・フォックスが
主人公を演じたアクション。マフィアからコカインを強奪した
悪徳警官が息子を誘拐され、決死の戦いに挑むさまを描く。
監督は『ピエロがお前を嘲笑う』などのバラン・ボー・オダー。
共演には『M:i:III』などのミシェル・モナハン、
『ベスト・フレンズ・ウェディング』などのダーモット・
マローニー、『モンスターズ/地球外生命体』などの
スクート・マクネイリーらがそろう。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★
おすすめ度:★★★

ラスベガス警察の刑事ヴィンセント(ジェイミー・フォックス)
は相棒のショーン(T.I.)とともに25キロものコカインを強奪
する、しかしそれは犯罪にも手を染めるカジノ王ルビーノ
(ダーモット・マローニー)から犯罪組織に渡る予定のもの
だった、裏の情報網によって犯行をかぎつけられたヴィンセント
は、ルビーノによって息子を誘拐されてしまい・・・。

ジェイミー・フォックス演じる悪徳刑事が息子を
誘拐されて取り戻そうとしますが、カジノ王ルビーノ
(ダーモット・マローニー)や犯罪組織のノヴァク
(スクート・マクネイリー)に追われ、果ては内部調査官
のブライアント(ミシェル・モナハン)から疑いを持たれる
までになり四面楚歌。

限られた登場人物をやりくりして状況的には面白い
事になっています、しかしいまいち跳ねないのは
わりと限定された空間であれこれやっているのにも
関わらずもっさり気味だからでしょうか、シーンのつなぎ、
あるいは溜めの部分で停滞してしまったか、敵と同じく
攻めあぐねている感が・・・、ある程度の範囲内にしては
位置取りがわかりにくいところもマイナスか。

良かったのはアクションの含有量が思ったより多く、
銃撃戦と格闘戦が盛り込まれていました、仕上がりも
ちゃんとしたもので、そういえばそこまでアクション派
というイメージのないジェイミーもしっかりこなされて
いました。

裏の裏があるストーリーのほうも無理を感じるところは
話が面白くなるからまあいいかなと思えるもので良く、
まずまず楽しめた映画でした。

帰って調べてみると2011年にフランスで公開された映画
のリメイクだそうで、そちらも観てみたくなりました。

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2018年02月24日

RAW 〜少女のめざめ〜 【劇場で鑑賞】

2016年の第69回カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞を
受賞した、フランス人女性監督ジュリア・デュクルノー
の長編デビュー作、『RAW 〜少女のめざめ〜』が公開、
かなり公開館数が少なかったのですが、なにやら面白
そうな匂いがしましたので、遠征して観に行ってきました。

RAW 〜少女のめざめ〜.jpg

RAW 〜少女のめざめ〜

原題:GRAVE / RAW

製作:2016フランス/ベルギー

作品紹介
獣医学校に入学した少女を主人公にした衝撃のホラー。
ベジタリアンの少女が動物を口にしたことをきっかけに変貌
していく様子と、彼女の秘密を映し出す。メガホンを
取ったのは、本作が長編デビューとなるジュリア・
デュクルノー。主演は、デュクルノー監督の短編映画にも
出演したギャランス・マリリエ。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★☆
おすすめ度:★★★☆

厳格なベジタリアンの家に育った才女のジュスティーヌ
(ギャランス・マリリエ)は、姉も在学する獣医学校に入学、
新入生の歓迎儀式としてうさぎの生の腎臓を食べさせられ
てしまった彼女は、その日を境にある変化が訪れ・・・。

人見知りには地獄のような環境の獣医大学に入った
ジュスティーヌ、ベジタリアンの彼女が肉を口にして
しまってから変わっていく姿を描きますが、これが
そっちの方向に行くのかという展開を見せます。

青春もの×ホラーといったかたちにヨーロッパ映画
らしいクセを加えて一筋縄ではいかない感じに、
怖いというか、次何かやばいもの見せられそうで、
非常に不安な気持ちになるシーンが多かったです。

それからちょっとグロい部分も、内臓ドバーーッとか
ではないにせよ耐性のない方は注意、それとグロと
は別にかなり観ていて気持ち悪くなるシーンもあり、

おなかいっぱい食べていた後だったらリバース
待ったなし!

でした(笑。

それにしても主演のギャランス・マリリエちゃんは
凄かった、彼女の熱演は一見の価値あり、映像としては
気持ち悪さだけではなくエロティックだったり綺麗
だったりするところも、しかし最終的には不快感のほうが
勝ってしまうかも、観終わった後は食欲減退しちゃい
ましたし、いやはや強烈な印象を残した一本でした。

以下予告編動画
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ラベル:ホラー ドラマ
posted by かとちゃん00 at 18:00| Comment(0) | 映画:ら行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする