2015年05月31日

イントゥ・ザ・ウッズ 【劇場で鑑賞】

赤ずきんちゃんやシンデレラなどおとぎ話の主人公
たちが共演し、豪華キャストが演じるミュージカルを
基にした映画『イントゥ・ザ・ウッズ』が公開され
ましたので観に行ってきました。

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イントゥ・ザ・ウッズ

原題:INTO THE WOODS

製作:2014アメリカ

作品紹介
「赤ずきん」「シンデレラ」「ラプンツェル」「ジャック
と豆の木」といった世界的に有名なおとぎ話の主人公たち
のその後を描く、ディズニー製作のミュージカル。
ブロードウェイで上演され、トニー賞を受賞した
ミュージカルを基に、『シカゴ』『NINE』などのロブ・
マーシャルが映画化。魔女をオスカー常連のメリル・
ストリープが演じるほか、ジョニー・デップ、エミリー
・ブラントらが出演。ハリウッドが誇る人気も実力も
兼ね備えたスタッフやキャスト陣による作品に魅了される。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★☆
おすすめ度:★★★

子供に恵まれないパン屋夫婦、その理由は魔女
(メリル・ストリープ)に呪いをかけられたためだった、
ある日魔女に呪いを解くための方法を告げられた夫婦は、
そのために必要なアイテムを取りに森に入り込むが・・・。

おとぎ話の主人公たちが共演する内容ということで、
各キャラがどういった絡みを見せてくれるかを楽しみ
にしていましたが、登場人物たちの関わり合い方は
尺の問題もあるからか思った以上にシンプル、さすがに
『アヴェンジャーズ』までとは言わないものの、もう
少し各人の特色を生かしたものを見たかったところ。

ストーリーはパン屋の夫妻を中心にそれぞれのお話を
ダイジェスト的に展開、ミュージカルパートはセリフ
全てを歌うのではなく、部分的に入っている格好です。

一通りのキャラのエピソードはさすがに楽しめました、
がしかし後半一区切りついてからが問題、そこから
肝の完全オリジナルの展開が始まったと思ったら、
ここにきてキャラが葛藤してしまい流れが重くなり、
さらに忘れた頃にやってくるミュージカル演出が
出るとまたここから組み上げるの?と胃がもたれ
気味、内容や取り組み自体はは悪くなく、試みとしては
面白いものだと思いますが、映画としては急ブレーキが
かかってしまい、クライマックスに至るまでの盛り上がり
に欠けてしまったのが痛かったです。

考えてみるとおとぎ話の主人公たちが集まったのか、
はたまたこの人たちがモデルになったのかと思わせる
ようなところもあったり、意欲的なことに挑戦されて
いたりと良い部分はありましたが、全体としては消化不良
というかあまり楽しめなかった映画でした。

以下予告編動画
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posted by かとちゃん00 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(15) | 映画:あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月29日

インヒアレント・ヴァイス 【劇場で鑑賞】

数々の映画祭で監督賞を受賞しているポール・トーマス・
アンダーソン監督の新作で主演はホアキン・フェニックス
が務める映画『インヒアレント・ヴァイス』が公開され
ましたので観に行ってきました。

アンダーソン監督の映画は『マグノリア』を映画館
で観たのみ、15年ぶりの鑑賞となります。

インヒアレント・ヴァイス ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]



インヒアレント・ヴァイス

原題:INHERENT VICE

製作:2014アメリカ

作品紹介
『ザ・マスター』のポール・トーマス・アンダーソン監督
とホアキン・フェニックスが再度タッグを組み、
アメリカの覆面作家トマス・ピンチョンの探偵小説を映画化。
マリファナ中毒の私立探偵が元恋人の依頼を受けたことから
さまざまな陰謀に翻弄(ほんろう)される様子を、
舞台となった1970年代のポップカルチャー描写を織り交ぜて
描く。共演にはジョシュ・ブローリン、オーウェン・
ウィルソン、リース・ウィザースプーン、ベニチオ・デル
・トロら豪華な俳優陣が集結している。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)ビスタ
満足度:★★★☆
おすすめ度:★★★

1970年代初頭のロサンゼルス、ある日ヒッピー探偵ドック
(ホアキン・フェニックス)のもとに以前付き合っていた
シャスタ(キャサリン・ウォーターストン)が訪ねてくる、
彼女の依頼を受け調査を進めるうちにいつしか巨大な陰謀
に巻き込まれていくドックであった・・・。

主役のホアキン演じる探偵ドックはマリファナ大好き
ヒッピー探偵、そんな彼がLAを舞台に渋く決めるハード
ボイルド・・・、と思いきや、おや?、結構コミカルだぞ。

頼れるんだが頼れないんだがよくわからなく、ヘロヘロ
加減も絶妙な主人公のドックは面白いキャラ、その雰囲気
に引っ張られてゆる〜く観ていこうかななんて思ったら
登場人物が思ったより多く、そこかしこに物語につながる
ものやネタが散りばめられているので、ボーッと見ている
と置いてかれてしまうという油断ならない作り。

そんないっぱい出てくるキャラは一癖ある面々、演ずるは
豪華な俳優陣で、オーウェン・ウィルソンや、ベニチオ
・デル・トロ、リース・ウィザースプーンなどなど、中でも
ルックス的にはいつもの強面に見えながら、蓋を開けると
ヘンテコ鬼刑事だったジョシュ・ブローリンが怪演を見せ、
非常においしくなっていました。

70年代のファッションや音楽などのオシャレさがトッピング
されたコミカルな探偵もの、一部入っていた刺激的なシーン
もアクセントになっており、サスペンスを決めるところは
決め渋みもあり、個人的にはクライマックスがちょっと地味
でピーク部分の高低差が欲しかったり、あるいはもっと
ドローンな感じにしてもらっても構いませんでしたが、適度
にサイケでしたし、全体としては一定の面白さがあった映画
でした。

以下予告編動画
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2015年05月27日

セッション 【劇場で鑑賞】

サンダンス映画祭やアカデミー賞などの映画祭で
話題になったドラマーが主役の映画『セッション』
が公開されましたので観に行ってきました。

向かったのは新宿歌舞伎町に4月にオープンしたばかり
のシネコン「TOHOシネマズ新宿」、屋上には大きな
ゴジラの頭部のオブジェが飾られインパクト満点、

TOHOシネマズ新宿ゴジラ.jpg

アイマックスやドルビーアトモスに対応したシアター
があり、6月には体感型劇場システム“MX4D”も設置と、
最新型の劇場設備を整えている強力なシネコンに
なっております、4月にこちらの映画を観ましたが、
拡大公開される前で、限られた劇場でしか公開されて
いなかったためかかなりの混雑、かなり大きなスクリーン
でも満員に近い入りでした。

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セッション

原題:WHIPLASH

製作:2014アメリカ

作品紹介
サンダンス映画祭でのグランプリと観客賞受賞を筆頭に、
さまざまな映画賞で旋風を巻き起こした音楽ドラマ。
ジャズドラムを学ぼうと名門音楽学校に入った青年と、
彼にすさまじいスパルタ的指導を行う教師の姿を
追い掛けていく。メガホンを取るのは、『グランドピアノ
 狙われた黒鍵』などの脚本を手掛けてきた俊英
デイミアン・チャゼル。主演は『ダイバージェント』
などのマイルズ・テラーと『JUNO/ジュノ』などの
J・K・シモンズ。熱いドラマはもちろん、マイルズが
繰り出すパワフルなドラミングにも圧倒される。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★

名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマー
になろうと決意するニーマン(マイルズ・テラー)、ある日
鬼教師フレッチャー(J・K・シモンズ)率いる全米一と
言われるバンドの一員になるチャンスが訪れるが・・・。

音大に新しく入ったルーキーのドラマー、ニーマン
(マイルズ・テラー)が学内にある全米でトップクラス
のバンドに入ることに、バンドを率いるのは教室に
入っただけで空気が変わる鬼教師フレッチャー
(J・K・シモンズ)、ゆとり教育何するものぞと時には
手も出る超スパルタ先生だ!、生徒の能力を引き出す
ためには・・・、追い込む!、それも徹底的に!、
テンポがちがうぅぅぅ!、テンポォォォ、ノットマイ
ファッキンテンポォォォ!、こいつは狂っていやがる!。

生徒のニーマンも食らいつく、偉大なドラマーに
なりたい!、そのためには全てを投げ打ってやる!、
始めは音楽に対する情熱だったはずが、突き詰めすぎて
これは・・・もはや呪いじゃないのか!?。

劇中で挑戦するのはジャズのドラム、所謂“打ち込み”
などプログラミングされた音楽が跋扈する昨今(それは
それで好きですけど)、この映画では“肉体”から
ダイレクトに生み出されるグルーヴが観客を直撃、
そんな血沸き肉踊る演奏とともに精神戦も比重が大きく
なっており、心と体どちらでも壮絶な戦いが繰り広げ
られます。

全編ピリピリとした緊張感と狂気が支配しており、
スタンリー・キューブリック監督の『フルメタルジャケット』
を思い出した方も少なくないのでは?、戦場→コンサート、
キャンプ→リハーサルと舞台を変えただけで根は同じかも、
とするともう音楽映画なのか何なのか。

ドラミングではちょっと手数の多さ、速叩きが多かったかな
とも思いましたが、自分のような素人にもわかりやすい効果
があったと思います、古い話になりますがラルフ・マッチオ
主演のブルース映画『クロスロード』でのスティーヴ・ヴァイ
の速弾きを思い出しました、あれも非常にわかりやすかった
です。

ストーリーの進め具合も◎で、人物の一つ一つのエピソード
も効果的、主役のニーマンも結構な曲者で、観客の共感を
崩しそうなところを突いてきます、自分は“音楽バカ”と
して見られましたので面白かったのですが、それとイベント
のぶっこみのタイミングも上手く、どんだけの手練と
思ったら監督のデミアン・チャゼルはなんとこれが長編
2作目だということ。

そして壮絶なクライマックス、色んな感情が流れ込み、
うねり、弾け、完膚なまでに叩きのめされた映画でした。

セッション コレクターズ・エディション[2枚組] [DVD]



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posted by かとちゃん00 at 18:40| Comment(0) | TrackBack(24) | 映画:さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする