2015年06月29日

ザ・ヴェンジェンス 【劇場で鑑賞】

JR新宿駅に隣接しているビルの地下にある
ミニシアター「シネマカリテ」、2015年5月16日
から6月26日の間に総数50本にものぼる映画祭
「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション
2015」、略して「カリコレ」が開催されていました。

この映画祭は今年初めて知りましたが、こちらも
そそるラインナップが揃いますね、中でもこれだけは
どうしても見逃せないと思ったのは『マッハ!』など
で知られるタイのアクション・マイスター、パンナー
・リットグライ監督の惜しくも遺作となってしまった
アクション映画『ザ・ヴェンジェンス』、そちらを
観に初めてシネマカリテまで行ってきました。

ザ・ヴェンジェンス [DVD]



ザ・ヴェンジェンス

原題:VENGEANCE OF AN ASSASSIN

製作:2014タイ

作品紹介
両親を殺された兄弟 その宿命は復讐―
『マッハ!』アクション監督 鬼才パンナー・リットグライ
の遺作にして最高傑作!、ハイスピード・ムエタイ×
ガンアクションが奇跡の融合!”第2のトニー・ジャー”
ダン・チューポンが繰り広げる未体験のノンストップ・
アクション!
(from 公式HP)

鑑賞形態:映画館(字幕版)ビスタ
満足度:★★★★
おすすめ度:★★★★

幼い頃に両親を亡くし、叔父の元で育てられたヒー
とタンの兄弟。しかし、ひょんなことから、両親が
実はとある犯罪組織の一員だったこと、そして何者か
に殺されていたことを知ってしまう。ヒーは仇を
探すため、叔父の反対を押し切って家を飛び出し、
両親がかつて所属していた組織で暗殺者として鍛錬
を重ねる。そしてある日、警察署長の孫を誘拐する
任務についたヒーは、途中謎の組織の襲撃を受け、
深手を負ってしまう……果たして謎の組織の正体とは!?
そしてヒーは両親の仇をとることができるのか!?。

先日ハリウッドメジャー作にも出演し、活動の幅を広げる
タイのスーパーアクションスター、トニー・ジャー、彼の
師匠と言われ、世界の度肝を抜いた出世作『マッハ!』
のアクション監督を務めたパンナー・リットグライ氏、
そのハードコアなアクションで『マッハ!無限大』など
のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督と共にタイのアクション
映画を牽引してきた彼が残念なことに2014年に急逝、
こちらが遺作になってしまったということです。

今回は暗殺者が主人公ですが、パンナー氏が一貫して
打ち出している体当たりのハードヒットアクションは
健在、鋭角的にヒジ・ヒザを使う格闘技で、立ち技最強
とも言われ、タイの国技にもなっている格闘技「ムエタイ」
を使った格闘アクションの切れ味は鋭く、また苛烈、
なにしろパンチやキックを当てる“ふり”で十分成立する
アクションシークエンスなのに、もう当てる当てる!、
以前はそこに決めのムーヴでスポーツ中継のように
スローモーションでリピートというカットを組み込み、
かなり独特なものになっていましたが、今回はそれが
なくなって流れるように人がバタバタとやられていき、
痛快、爽快なテンポ、暗殺者ということで少々血なまぐさい
ゴアな部分が入っているのがまた良いアクセントになって
います。

主演は『7人のマッハ!!!』や『ロケットマン!』で既に
アクションファンにはおなじみでその実力は折り紙つきの
ダン・チューポン、弟役の方は初めて見るかなり若い方
でしたが、さすがに監督に見出されているだけにあり
動きは抜群です、彼らが主役なので格闘アクションは任せて
安心、ではこの映画で大きくフィーチャーされていた銃撃戦
はというと・・・、ジョン・ウー直系のハイテンション
ドンパチだ〜!、POVっぽかったり長回しを使ったり、近年
の洗練されてしまったウー師匠ではなく、挽歌シリーズや
『ワイルド・ブリット』、『ハードボイルド』までの全身の
血が煮えたぎっていた頃の遺伝子を感じます、これには驚いた!。

一方ストーリーはというと、う〜ん、もうちょっと何とか
ならなかったかなという出来だったのがちょっと残念かなと。

お家芸のムエタイアクションと、それに負けない銃撃戦、
さらにはスケール感を感じさせるシークエンスも入れた
こちらを観ると今後が楽しみでしょうがなくなるのがまた
つらい、『マッハ!』を観てジャッキー・チェンがまいた
種がタイで発芽したと感じましたが、そこにジョン・ウー
の遺伝子も入ってまさに香港映画の正統後継者と言いたく
なる大活躍を見せたパンナー氏、本当に惜しい人を亡くして
しまいました、最後にこんなに熱い映画を届けてくれたこと
に感謝するとともにご冥福をお祈りします。

P.S.効果音や音楽など音の出が良く、またアクションも
大満足でしたので、映画館で観られてよかったです、
ありがとう!シネマカリテ!。

以下予告編動画
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ラベル:アクション
posted by かとちゃん00 at 21:50| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画:さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月24日

シグナル 【劇場で鑑賞】

『地球、最後の男』で注目を浴びた新鋭ウィリアム
・ユーバンク監督の新作SF映画『シグナル』が公開
されましたので観に行ってきました。

シグナル [DVD]



シグナル

原題:THE SIGNAL

製作:2014アメリカ

作品紹介
『地球、最後の男』のウィリアム・ユーバンクが監督を務めた
SFスリラー。何かに感染したという理由で政府の研究施設に
監禁された若者たちの不安と恐怖、やがて彼らの肉体に
起こる異変を描く。『ガンズ&ゴールド』などのブレントン
・スウェイツ、『マトリックス』シリーズなどのローレンス
・フィッシュバーンらが顔をそろえる。謎が謎を呼ぶ先の
全く読めない展開に加え、鮮烈なビジュアルの数々にも
目を奪われる。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★
おすすめ度:★★★

マサチューセッツ工科大学で学ぶニック(ブレントン・
スウェイツ)ら学生の面々の身に起こる思いもよらない
出来事を描くSF作。

青春映画のような雰囲気とホラー映画チックな演出
も見せる前半がなかなか、今後どのような展開を
見せるのかという興味を持たせます。

そんな作風なので逆にこれ大丈夫かな?とも思ったり、
しかしちゃんとSFですのでご安心を、ちなみにネタバレ
しないほうが楽しめるタイプです。

本題に入ってからも謎が謎を呼び、どういった展開
に持っていくかが気になりますが、密室劇のパート
で評価が分かれるかも、自分としてはローレンス
・フィッシュバーンの怪しさ満点の佇まいが良かった
のですが、映画の流れとしてはやや重めになってしまった
のが惜しい、ここでの引っ張りで終盤に繋げるという
部分ですのでもう一声欲しかったかなと。

予算が低そうなので限られた中では頑張られているとは
思います、観ている間はその画力の高さで低予算という
部分はそれほど感じませんでしたがね、アメリカやヨーロッパ
の映画って特に映像が綺麗なのですが何故なのか?、使って
いる機材はそう変わらなさそうですので、照明の当て方とか
でしょうかね?、こちらの映画も新人監督&低予算を感じ
させない堂々とした画作りとなっていました。

そういった違いを感じるとともに日本のマンガやアニメ
に通ずるものがあって親しみやすいという面もあり、
今回はまあまあ楽しめたという結果でしたが、今後何か
やってくれそうな監督だなという印象を与えた映画でした。

以下予告編動画
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ラベル:SF サスペンス
posted by かとちゃん00 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(7) | 映画:さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月19日

ワイルド・スピード SKY MISSION 【劇場で鑑賞】

大ヒットカーアクションシリーズの最新作でこれが
7作めとなる『ワイルド・スピード SKY MISSION』が
公開されましたので観に行ってきました。

こちらは一応3D作品のようですが、都内で上映して
いる劇場をチェックしてみるとアイマックス以外は
全て2Dとなっていました、ですので3Dバージョンを
観にアイマックスデジタルシアターまで遠征、いざ
観てみると確かにスカイミッションの“スカイ”の
部分に効果はあったものの、それ以外は特に3Dで
観る意味はあまりない感じ、しかし映画としては
面白かったので、翌週改めて2Dヴァージョンも
鑑賞、計2回観に行くことになりました。

ワイルド・スピード SKY MISSION ブルーレイ DVDセット [Blu-ray]



ワイルド・スピード SKY MISSION

原題:FURIOUS 7

製作:2015アメリカ

作品紹介
高級車や名車が続々と登場し、迫力満点のカーアクションが
繰り広げられるヒットシリーズの第7弾。ヴィン・ディーゼル
演じるドミニクら、すご腕ドライバーにしてアウトローの
面々が、東京、アブダビ、ロサンゼルスといった世界各地
を舞台に壮大な戦いに挑む。メガホンを取るのは、
『ソウ』シリーズなどに携ってきたジェームズ・ワン。
オリジナルメンバーに加え、ジェイソン・ステイサム、
カート・ラッセル、トニー・ジャーがシリーズに参戦する。
スリリングな展開はもちろん、故ポール・ウォーカーの
勇姿も必見。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(1回目3D字幕版)IMAX(スコープ)
映画館(2回目2D字幕版)スコープ

満足度:★★★★
おすすめ度:★★★★

恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)を取り戻したドミニク
(ヴィン・ディーゼル)はロサンゼルスへと帰郷、相棒の
ブライアン(ポール・ウォーカー)や妹のミア(ジョーダナ・
ブリュースター)らと平穏な毎日を過ごしていた。しかし
以前壊滅させた犯罪組織のボスでその身が重体になって
いるオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)の兄
である特殊部隊出身のデッカード(ジェイソン・ステイサム)
の復讐の魔の手が彼らに迫っていた・・・。

人気カーアクションシリーズの最新作がこちら、回を重ねる
ごとにパワーアップしている稀有なシリーズです、自分は
初期は正直そこまでそそられるものはなく、スルーして
いましたが、試しに観てみた『ワイルド・スピード MEGA MAX』
が大当たり、続く『ワイルド・スピード EURO MISSION』
楽しめ、今度も劇場で鑑賞することに。

好調なこのシリーズも今作の撮影中に主演の一人である
ポール・ウォーカー氏が事故で亡くなってしまうという
大きなアクシデントに見舞われました、それを乗り越えて
遂に完成、そして公開、ポールの最後の勇姿がしっかり
見られ、その違和感のない作りは彼の死が信じられない
ほど。

監督を務めたのは『インシディアス』『死霊館』など
のホラー映画で有名なジェームズ・ワン、コテコテの
演出からグリンと回る一味違うカメラワークを見せるなど
多彩な画作り、いつもとは真逆の“陽”の雰囲気も問題なく
構築、小気味よいテンポ&決まりまくるアクションと職人
としての腕の確かさを披露しています。

売りであるアクションのほうもこれまたてんこ盛り、様々
な車種を使った破天荒なカーアクションを中心に銃撃戦、
格闘戦と総合的なアクション作なのは変わらず、今回は
特に格闘戦がパワーアップされているのが個人的に嬉しく、
珍しく悪役のジェイソン・ステイサムをはじめ動ける人を
揃えてくれています、タイからは『マッハ!無限大』など
で知られるスーパーアクションスター、トニー・ジャーが
参戦、朴訥な雰囲気から一変して悪党フェイスになって
いるので一瞬気づかず、しかしムエタイの動きをちゃんと
してくれているのですぐに分かりました、他には現役女子
総合格闘家で『エクスペンダブルズ3』にも出演していた
ロンダ・ラウジーもゲスト出演、各々得意のムーヴを見せる
なか、ロック様ことドウェイン・ジョンソンのあの技が
ついにスクリーンで炸裂!、見たい対戦カードも入れて
くれていてサービス満点でした。

そしてエンディングは実際の出来事と重ね合わせるもので
素晴らしくまた切ない、自分としてはこれでシリーズが
終わっても十分だと思えましたが、彼らとファンが共に
前に進んでいくのも一つの道でしょうね。

以下予告編動画
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ラベル:アクション
posted by かとちゃん00 at 23:10| Comment(2) | TrackBack(17) | 映画:わ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする