2015年07月07日

チャッピー 【劇場で鑑賞】

『第9地区』、『エリジウム』で知られるニール・
ブロムカンプ監督の新作SFアクション映画『チャッピー』
が公開されましたので観に行ってきました。

CHAPPIE/チャッピー アンレイテッド・バージョン  [Blu-ray]



チャッピー

原題:CHAPPIE

製作:2015アメリカ/メキシコ/南アフリカ

作品紹介
『第9地区』『エリジウム』の鬼才ニール・ブロムカンプ
が手掛けたSFアクション。人工知能を搭載したロボットの
チャッピーが自身を誘拐したストリートギャングたちと
奇妙な絆を育みながら、壮絶な戦いに巻き込まれていく。
『第9地区』にも出演したシャールト・コプリー、
『X-MEN』シリーズなどのヒュー・ジャックマン、
『愛は霧のかなたに』などのシガーニー・ウィーヴァーなど、
実力派や個性派が出演。純粋無垢(むく)なチャッピーの
愛らしい姿やリアルな造形に加え、すさまじいアクション
の数々も見もの。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★☆
おすすめ度:★★★☆

2016年南アフリカ、警察で導入されているロボットの
開発者であるディオン(デヴ・パテル)は、ロボット用
の人工知能を遂に完成させる、テストとして廃棄予定
のボディにインストールをするが・・・。

近未来SFを得意とするニール・ブロムカンプ監督の
新作は2016年の南アフリカが舞台、って来年の話
ですやん、土台は『ロボコップ』を髣髴させる世界観で、
治安が悪くなった地域にロボット警官が配属される
という設定、ライバルメカが何やら同作に出ていたED-209
をベースにしたようなデザインなのもオマージュでしょうか、
舞台となった南アフリカヨハネスブルグのスラムっぷりは
デトロイトを凌駕。

主役は人工知能を持つロボットでCGにより描写される
チャッピー、挙動はモーションキャプチャーを使って
いるだけにとてもなめらかでまた人間くさくなっています、
演じたのはニール監督の盟友&常連のシャールト・
コプリーで、声も担当しているということ、本題は彼の
成長物語になっており、関わるのがギャングの一団と
いうのがミソ、ラッパーが扮したカップルとその友人
たちは非常にリアルですが、どうにも感情移入がしにくい
キャラというのが何とも、しかし殺るか殺られるかという
タフな状況で生きているのでしょうがない部分があるのと、
環境が人間を作るというところ、逆にチャッピーが彼らに
与える影響と魅せるドラマはあり。

そのチャッピーのデザインは耳に当たる部分にアンテナが
付いているので日本のSF作家の士郎正宗作でアニメ化も
されている『アップルシード』を思い起こさせます、さらに
同氏の『攻殻機動隊』に通ずる部分もありましたので、
彼からの影響も少なくないのでは?、『マトリックス』
シリーズのウォシャウスキー姉弟や『パシフィック・リム』
のギレルモ・デル・トロなど、日本のアニメやマンガに影響
を受けたクリエイターがメジャーシーンで活躍されている
のは嬉しい限り。

チャッピーの動きやらキャラも良かったですけど、見逃せない
のはライバルメカの「ムース」、警察に納入するという
目標なのにどう見ても軍用で、弾丸をばら撒きまくる機銃や
威力の強いアーム、果ては絨毯爆撃御免のクラスターボムを装備
というオーバーキルっぷり!、もう逮捕の「た」の字もないじゃ
あ〜りませんか、拠点制圧用というかアニメの「マクロス」
のデストロイドみたいで素敵。

そういった良い部分もありましたが気になるところも、
チャッピーの設定ではその問題はさすがにどうにか
出来るのでは?と思ってしまう部分があり、他にはやっぱり
サブキャラになじめない・・・とか、終盤の駆け足感やら。

終盤といえばオチがかなり大胆、そこで映画は終わるものの、
終わってからもアレコレ考えてしまうネタでした。

力技というか強引さはありましたが、良い決まり具合の
アクションで娯楽性を持たせつつ、感情やその存在など人間
というものを考えさせられるテーマもあった映画で面白かった
です。

CHAPPIE/チャッピー アンレイテッド・バージョン  [DVD]



以下予告編動画に続き【ネタバレあり】感想
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  にほんブログ村 映画ブログへ  

【続きを読む】をクリックで【ネタバレあり】感想です。

続きを読む


posted by かとちゃん00 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(17) | 映画:た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする