2015年09月29日

パージ 【劇場で鑑賞】

斬新な設定が話題になり、続編とともにようやく
日本で公開されたサスペンス映画『パージ』、
都内から遅れて近くのシネコンで1週間限定上映
されていたので観に行ってきました。

パージ ブルーレイ DVDセット [Blu-ray]



パージ

原題:THE PURGE

製作:2013アメリカ

作品紹介
『6才のボクが、大人になるまで。』などのイーサン・
ホークが主演を務めたサスペンス。年に1度だけ殺人を
はじめとする全ての犯罪が許されるという政策が施行
される中、決死のサバイバルを繰り広げる一家の姿を
追い掛けていく。監督は、『交渉人』などの脚本を
手掛けてきたジェームズ・デモナコ。
『300 <スリーハンドレッド>』シリーズなどのレナ・
ヘディ、テレビドラマ「ブラザーズ&シスターズ」
シリーズなどのマックス・バークホルダーらが共演。
息詰まる展開はもちろん、むごたらしいバイオレンス
描写にも圧倒される。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★☆
おすすめ度:★★★☆

近未来のアメリカ、年に12時間だけ殺人を含む全ての
犯罪行為を合法にする法律が定められ、その日は“パージ”
と呼ばれた、ホームセキュリティ会社に勤めるジェームズ
・サンディン(イーサン・ホーク)は最先端のセキュリティー
システムを設置した自宅で妻子たちとその夜を過ごすことに
なったが、息子が予想外の行動を取り・・・。

年に一回12時間だけ犯罪やり放題タイム“パージ”が
行われるという大胆な設定の映画、そんな事が起こったら
さぞや街は地獄絵図・・・、と思ったらまさかの密室劇!?、
予算の関係か舞台は絞られており、限定された状況での
ドラマ。

しかしこちらの映画は密室ならではの緊迫感を出すことに
成功、何しろパージの設定が強烈で、誰しもが殺人犯になる
可能性があるという心理面、タイムリミットによる時間面と
盛り上げる材料をガッチリ完備。

少々ネタバレになりますが、使う火器にクラス4までという
制限があるのにも注目、劇中出てくる銃器を見るとロケット
ランチャーや手榴弾が無かったので爆発物は使用禁止の模様、
あと火炎放射器とか火炎瓶とか炎系も多分NGでは?、火事に
なったら経済的損失が洒落にならないと考えるとそうなって
いそうです、これによりそもそも吹っ飛ばせば?とかが
無くなっていました。

アクションは含有量が少ないものの出来は悪くなし、
人間の生き方を問われる内容は観客にも自分だったら
どうする?と言われているようでそちらも◎、
惜しむらくはクライマックスで重複したパターンが
あったところ、そこは変化球を一つ挟んで欲しかったです、
しかしオチには満足できましたし、コンパクトながら旨み
はギュッと詰まっており、これからの拡張性も期待できる
映画で面白かったです。

以下予告編動画
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posted by かとちゃん00 at 20:30| Comment(2) | TrackBack(7) | 映画:は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月27日

ベルファスト71 【劇場で鑑賞】

イギリスの北アイルランドの都市「ベルファスト」
を舞台にしたサスペンス映画『ベルファスト71』が
公開されましたので観に行ってきました。

製作には英音楽レーベルでテクノファンには馴染み
深い「ワープ・レコーズ」が設立した映画部門
「ワープ・フィルムズ」が参加、ちなみにワープが
創立されたのはベルファストではなくイングランド中部
のシェフィールド、現在本社はロンドンに置かれている
そうです。

ベルファスト71 [DVD]



ベルファスト71

原題:'71

製作:2014イギリス

作品紹介
『300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜』などの
ジャック・オコンネルが主演を務め、若き兵士の決死の
脱出劇に迫るサバイバルドラマ。混乱の最中にある
北アイルランドのベルファストを舞台に、孤立無援の
状態に追い込まれた主人公の地獄のような一夜を捉える。
『おみおくりの作法』などのポール・アンダーソンや、
『プロメテウス』などのショーン・ハリスらベテラン俳優
が共演。緊迫したストーリー展開はもとより、戦慄
(せんりつ)のラストに言葉を失う。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★★
おすすめ度:★★★★

プロテスタント系住民とカトリック系住民の対立が激化
していた1971年のベルファスト、警察の尋問の警護に
あたることになったイギリス軍の新兵ゲイリー(ジャック
・オコンネル)はトラブルに見舞われ、いつの間にか
敵のエリア内で孤立してしまう・・・。

住民同士で激しい対立が起こっているエリアにたった
一人で取り残されてしまう若き軍人の物語、舞台となる
ベルファストの勢力図は劇中でサラッと説明があるものの、
かなり複雑で、プロテスタントとカトリック、IRA、潜入
している政府の工作員と多様、しかも組織内で派閥が
あったりと当時の状況を知らない自分にはこれはどの勢力
だろう?とわからない部分がありました。

しかしゲイリーが自分が今どこにいるのか?、誰が味方で
誰が敵なのかわからない状況に置かれているので、わから
ないもの同士同じ目線に立てるという事になり、流れに
乗りやすかったです。

良かったのは軽くダンジョンのようだったベルファスト
の町並み、どこか陰鬱さも感じさせる雰囲気は抜群で、
安息の場所は無し!、という状況にマッチング。

そんな一歩間違えば死!というエリアから何とか脱出
しようともがくゲイリー、そこには殺人が日常に入り
こんでしまっている怖さが、一方本人のあずかり知らぬ
ところでも追い詰められていき、様々な人の思惑が絡み
あう中、ただの駒としかみていない政府の冷酷さが
また怖い・・・。

一寸先は闇のストーリーは極めてスリリングで、容赦の
無い描写も辞さず、全編を通して胃がキリキリと痛くなる
緊張感が支配、最後の最後まで見逃せない映画でした。

今年は混乱した街中に放り出されてしまうという設定
の映画が『パージ:アナーキー』、『クーデター』と
続けて公開されどれも面白かったですが、自分としては
今のところこちらがベストです。

ちなみに音楽を担当したのは製作元のワープからリリース
をしており、映画では『オーシャンズ11』のサントラで
知られるデヴィッド・ホルムズ、ギターを使った非常に
渋い曲を聞かせてくれました、同じくワープではお馴染み
のアーティスト、エイフェックス・ツインも「draqs」に
入っていたアンビエントな曲「gwely mernans」を提供
しています。

以下予告編動画
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ラベル:サスペンス
posted by かとちゃん00 at 17:00| Comment(2) | TrackBack(6) | 映画:は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月25日

バトルヒート 【劇場で鑑賞】

『ロッキー4』のドラゴ役が有名なドルフ・ラングレン
と『マッハ!』などムエタイを使った華麗なアクション
でブレイクしたトニー・ジャーが共演したアクション
映画『バトルヒート』が公開されましたので観に行って
きました。

まず丸の内ピカデリーで『死霊高校』を鑑賞、続いて
こちらを観に向かったのはプランタン銀座の隣にある
映画館「丸の内TOEI」、昔来たことがあるなと観た映画
を思い出してみると2000年の『さくや妖怪伝』、15年ぶり
の訪問となりました、なんてこった!、ちなみに監督は
メビウスやギンガなどのウルトラマンシリーズや珍作
(観てないけど)『デスカッパ』を撮った原口智生(ともお)
氏でした。

バトルヒート [DVD]



バトルヒート

原題:SKIN TRADE

製作:2014アメリカ/タイ

作品紹介
『エクスペンダブルズ』シリーズなどのドルフ・ラングレン、
『マッハ!』シリーズなどのトニー・ジャーが共演を
果たしたアクション。家族を殺したマフィアのボスへの復讐
(ふくしゅう)に燃える男と、彼の暴走を止めようとする
刑事のぶつかり合いを活写していく。メガホンを取るのは、
『ビューティフル・ボーイ』のエカチャイ・ウアクロンタム。
ロン・パールマン、ピーター・ウェラーらベテランも共演。
肉弾戦、ガンファイト、バイクチェイスなど、見せ場が
次から次へと繰り出される展開に圧倒される。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★
おすすめ度:★★★

人身売買を行うマフィアのボス、ドラゴビッチ
(ロン・パールマン)を追う刑事ニック(ドルフ・ラングレン)、
泥沼の戦いの中遂に家族に手をかけられてしまったニックは、
復讐鬼と化しドラゴビッチの逃亡先のタイへと向かうが、
そこに現地の刑事トニー(トニー・ジャー)が現れ・・・。

ドルフ・ラングレン主演作を劇場で観るのは「第3回未体験
ゾーンの映画たち」映画祭での『アウトレイジ・ギャング』
以来、本数としては少ないので貴重な機会となりました、
共演は『マッハ!』シリーズなどタイで過激なアクション
を見せてきたトニー・ジャー、最近ではメジャーシリーズ
『ワイルド・スピード SKY MISSION』に参加するなど活躍
の場を広げています。

その二人が初めて顔を合わせるということで、自分が
期待したのは“対決”あるいは“共闘”という部分、
少々ネタバレになりますが、本作ではそのどちらもあり、
まず対決のほうはタフな重量級とスピーディーな軽量級
の闘いを速いカット割りでなんとか見られるレベルに、
共闘のほうはごく普通、まあこれは内容がコミカルな
掛け合いをするバディムービーではなかったので、
このくらいになるかなと、というわけでどちらも正直
期待したほどではなかったです。

アクションは格闘、銃撃戦、チェイスと一通りやって
くれており、どこか80年代を思わせるアナログ感が
懐かしい、トニーは『マッハ!』や『トムヤムクン』
ほどではないにしろ、小気味よいアクションを見せ
平常運転、その中にあってサプライズだったのは映画版
『スポーン』に主演したマイケル・ジェイ・ホワイト、
堂に入った動きを見せた彼は空手の黒帯所持者という
ことで納得、アクションファンに向けた見所をしっかり
と作ってくれていました。

ストーリーはわかりやすいリベンジもの、主役はドルフ
ながらトニーのパートにも十分な尺が取られており
バランスは良好、作風はシリアスで社会派の一面も、
これはドルフの雰囲気に合っていて、オチ含めて渋み
を効かせていました。

渋いといえば共演陣、ロン・パールマンとピーター・ウェラー
と画面に映るとカカオ分が一気に跳ね上がるビターな面々、
中には『リトルトウキョー殺人課』、『ブラック・ソルジャー』
と本作で3本目のドルフムービー出演の日系俳優ケイリー=
ヒロユキ・タガワ氏の姿も、紅一点には美女セリーナ・ジェイド、
『アイアン・フィスト』に続きアクション映画に出演した
彼女は何と小室ファミリー出身ということ。

これだけの俳優の方々の共演は確かに魅力的、しかし内容
としてはまあまあなレベルで収まっていたB級アクション作
でした。

以下予告編動画
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ラベル:アクション
posted by かとちゃん00 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画:は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする