2015年09月11日

Mr.タスク 【劇場で鑑賞】

『ドグマ』や『レッド・ステイト』などを発表し、
カルトな人気を誇るケヴィン・スミス監督の新作で
人間をセイウチへと変えようとする男の狂気を描いた
映画『Mr.タスク』が公開されましたので観に行って
きました。

向かったのはJR新宿駅東口方面で東南口から近いビル
の地下にあるミニシアター「シネマカリテ」、先日
カリコレで『ザ・ヴェンジェンス』などを観に行った
時にお世話になったこちら、こういったシネコンでは
かからないような映画が観られる貴重な場となって
います。

Mr.タスク [Blu-ray]



Mr.タスク

原題:TUSK

製作:2014アメリカ/カナダ

作品紹介
『ドグマ』などのケヴィン・スミス監督による奇想天外
なホラーコメディー。人間とセイウチの融合をもくろむ
老人の狂気により、セイウチへと変えられてしまう男の
運命を描く。取材先でとんでもない悲運に見舞われる
主人公に、『スペル』などのジャスティン・ロング。
共演には『キル・ビル』シリーズなどのマイケル・
パークス、『シックス・センス』などで天才子役として
名をはせたハーレイ・ジョエル・オスメントが名を連ねる。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★
おすすめ度:★★★

ポッドキャストで下世話な番組のDJをしているウォレス
(ジャスティン・ロング)は、相棒(ハーレイ・ジョエル
・オスメント)と恋人(ジェネシス・ロドリゲス)を地元に
残し、カナダに取材に向かう、旅先で予定が狂ってしまい
バーで休憩をしていると、ある老人が冒険話を聞かせる
というチラシが目に入る、空振りに終わった取材の穴を
埋めるべくさっそくコンタクトを取るが・・・。

見知らぬ土地で狂人に出会い、人ならざるものへと
変えられてしまう映画って、ケヴィン・スミス版
『ムカデ人間』?。

こちらはセイウチとの融合を目論むということ、ムカデ人間
と同じくぶっとんだ設定なので、ホラーなのかコメディなのか
が気になるところ、いざ見始めてみるとやはりイッちゃった人
に何されるんだ?というホラー面はあり。

中には芝居がかった台詞や舞台劇を思わせるシーンもあって、
厚みと品を与えていた・・・と思います、流れ的にはちょっと
重めかなという感はありましたが。

そしてメインディッシュの“アイツ”登場!、こ、これは
衝撃的なビジュアルだ!、何とも言えない気持ち悪さの
“ソレ”はもしかしたら見る人が見れば笑ってしまうのかも、
とりあえず悪趣味なのは確かです。

そこからは徐々に珍味度が増し増し、これからどうなる
と興味深く観ていると・・・とどめに何か変なヤツ出て
きたーーー、怪しさ満点のキャラを演じていたのは
役名と同じ人、聞いたことないな〜なんて思って帰って
調べてみると、え!?あの大物俳優!、メイクしていた
ので全然気付かず、って娘さんと初共演なのこれ(w、
ともかく彼の登場でコメディ度がアップ。

そんなビッグネームが出ていてもそこまで派手なもの
では無し、コメディ面でも大笑いってとこまではいかず、
しかしクライマックスでは口アングリ!、オチも中々味
があり、最後の最後に強烈なブラックジョークもぶっ
込まれ、記憶に残る映画となりました、なおグロい表現、
スプラッターは抑え気味ですので、ゲテモノ系の中では
まだ観やすい部類に入るのではないかと、でもやっぱり
色々と観る人を選ぶバッドテイストな作品でした。

Mr.タスク [DVD]



以下予告編動画
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  にほんブログ村 映画ブログへ  


ラベル:コメディ ホラー
posted by かとちゃん00 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(6) | 映画:ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月09日

人生スイッチ 【劇場で鑑賞】

『トーク・トゥ・ハー』や『アイム・ソー・エキサイテッド!』
を監督したペドロ・アルモドバルが製作し、アルゼンチンで
大ヒットとしたというオムニバス・コメディ映画
『人生スイッチ』が公開されましたので観に行ってきました。

人生スイッチ [DVD]



人生スイッチ

原題:RELATOS SALVAJES

製作:2014アルゼンチン/スペイン

作品紹介
『トーク・トゥ・ハー』などのスペインの巨匠ペドロ・
アルモドバルが製作を担当し、ひょんなことから窮地に
立たされる男女6人の姿を描くコメディー。あることが
きっかけで不運に見舞われる、ごく平凡な人々の姿を
ブラックユーモアを交えて活写する。『瞳の奥の秘密』
などのリカルド・ダリンらが出演。まるで悪い冗談の
ように続く災難と、衝撃のラストに思わずうなる。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★☆
おすすめ度:★★★☆

ある飛行機に乗り合わせた乗客たちに共通点が見つかり
はじめ・・・『おかえし』、自分が働くレストランに
偶然にも見知った客が、その正体とは・・・『おもてなし』
などのオムニバス映画。

ごく普通の人々があるきっかけで押してはいけない
スイッチを押してしまう、というかプッチーーーンと
切れちゃった!。

一応コメディというこちらの映画、味付けが思った
以上にブラックで正直笑えないところも。

良かったのはそのテンションの高さ、耐えて耐えて耐えて
スイッチオン!の際の爆発力があり、ラテン系の明るさ
とは逆のベクトルの激烈さを見せてくれました。

ストーリーは普通の人達が主人公なだけに、設定として
はそれほど変わったものではありません、しかしどこか
スパイスが効いており、全く知らない役者さんばかり
なので展開が読みにくいというのと、前述したテンション
の高さがプラスされて、日頃観ているものとは違うライン
の作品という感じが色濃かったです。

ちょっとあっさりしたオチかなというパートがあった
にしろ概ね満足、独自性があり温度も高かった映画で
面白かったです。

以下予告編動画
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  にほんブログ村 映画ブログへ  
ラベル:ドラマ コメディ
posted by かとちゃん00 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(10) | 映画:さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月07日

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分 【劇場で鑑賞】

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『チャイルド44 森に消えた子供たち』と今年
主演作が続々公開されているイギリス出身の俳優
トム・ハーディが、車の中での一人芝居のみという
異色のスタイルに挑戦した映画『オン・ザ・ハイウェイ
その夜、86分』が公開されましたので観に行って
きました。

向かったのは恵比寿ガーデンプレイス内にある映画館
「恵比寿ガーデンシネマ」、以前行ったのは1995年公開
の『タンク・ガール』ということで20年ぶりの訪問と
なりました、なんてこった!、そのガーデンシネマは
2011年に一度閉館し、今年3月リニューアルオープン、
ユナイテッドシネマ系列となり、ポイントカードが
使えるのが便利でした、中は小奇麗でロビーもあり、
カフェカウンターではイタリアンコーヒーのラバッツァ
の豆を使用したコーヒーや北欧で人気のスムージー
「フルーシュ」などのドリンク類や「ラ・ブティック・
ドゥ・ジョエル・ロブション」とコラボレーションした
フードメニューもあるそうです。

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分 [DVD]



オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分

原題:LOCKE

製作:2013イギリス/アメリカ

作品紹介
ロサンゼルス映画批評家協会賞やイギリスの
インディペンデント映画賞などで称賛された異色の
サスペンス。思わぬ状況に追いやられる中、高速道路
を車で走る男の胸中に漂う不安や焦燥を見つめる。
監督と製作総指揮に『ハミングバード』などの
スティーヴン・ナイトと『つぐない』などのジョー・ライト、
主演は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などの
トム・ハーディ。先の読めない展開に加え、車内を舞台
にしたトムの一人芝居だけで物語が進む特異なスタイル
が斬新。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★
おすすめ度:★★★☆

大手建設会社の現場監督職に就いているアイヴァン
(トム・ハーディ)は仕事を終え愛車BMWで妻子が待つ
家路に着く途中、一本の電話によって目的地を
変えざるをえなくなる・・・。

全編通してほぼ車の中での一人芝居のみという
チャレンジをした本作、主役のトム・ハーディが
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』とは180°
変わってしゃべりにしゃべりまくる!。

電話や独り言ととにかく会話だけで物語を成立させている
ので口調や表情で観客に伝える事の重要度が普通の作品
より増し増し、そこはトムにおまかせだ!、ホントに彼
しか画面に写っていないところ、熱演によりしっかり画を
持たせ、ドラマを盛り立てていました、会話の相手の声だけ
の共演者も上手く、そちらはどういった表情をしているのか、
状況なのかというのを観客に想像させ、話に面白みを与えて
います、そのキャストの中には『インポッシブル』で活躍し、
次回のスパイダーマン役に抜擢されたトム・ホランド君の姿も。

次々とかかってくる電話はまるでパズルのピースのようで、
それぞれのタイミングや順番など仕分けし整理整頓、地道に
彼らの関係性や主人公のバックグランドを会話のみで提示し、
最後までテンポ良く持っていった脚本と監督の仕事も見事。

ただサスペンスとはいっても犯罪ものではなく、あくまでも
日常的な修羅場なのでそこで好みが分かれてしまうかも、
主人公の行動が強引といってもよいので、感情移入出来ない
という方の意見も分からないではないというのもあり。

個人的にはテーマから外れてしまうのは承知ですが、正直
画的に地味でしたので一つくらいは大ネタがあっても
良かったかなと、自分なんかが作ったらそういった誘惑に
すぐ負けてぶっこんでしまいそう(w、最後まで作品の
トーンをブレずに描ききった製作陣は凄いなと思います。

ワンシチュエーションものでも渋い部類に入るこちら、
確かにオリジナリティがありましたし、最後も賛否分かれ
そうなオチながら色々と考えられるもので嫌いではなく、
自分としては観て良かった作品でした。

以下予告編動画
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  にほんブログ村 映画ブログへ  
posted by かとちゃん00 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(5) | 映画:あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。