2015年11月30日

ドローン・オブ・ウォー 【劇場で鑑賞】

『ガタカ』などのアンドリュー・ニコル監督の新作で、
主演をイーサン・ホークが務める無人機ドローンを操縦
する軍人を描く戦争ドラマ『ドローン・オブ・ウォー』
が公開されましたので観に行ってきました。

ドローン・オブ・ウォー [Blu-ray]



ドローン・オブ・ウォー

原題:GOOD KILL

製作:2014アメリカ

作品紹介
アメリカ軍の対テロ戦争で使用されている無人戦闘機
ドローンの実態を、『ガタカ』などの監督アンドリュー
・ニコルと主演イーサン・ホークのタッグで描く戦争ドラマ。
ラスベガスの基地で無人機ドローンを遠隔操作し、クリック
一つでターゲットを爆撃する男の姿を通し、現代の戦争の
知られざる真相を映す。共演は、『スター・トレック』
シリーズなどのブルース・グリーンウッドや
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのゾーイ・
クラヴィッツ。ゲームのように攻撃を実行する現代の戦争
の異常性にがく然とする。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★
おすすめ度:★★★

アメリカ空軍のトミー・イーガン少佐(イーサン・ホーク)
は、戦闘機パイロットの座を退き、今ではラスベガスの
基地にあるコンテナ内で無人機ドローンを遠隔操作し、
遠く離れた異国の地の爆撃を行っていた・・・。

実際の戦争で偵察や爆撃などに使用され、近年では映画
『ワイルド・スピード SKY MISSION』などにも登場する
無人航空機“ドローン”、こちらの映画はそれを運用
している米軍のドローンチームに所属するパイロットを
描きます。

主人公のトミー・イーガン少佐(イーサン・ホーク)が
行っているのは対テロ戦争に用いられている無人航空機
ドローンの操縦、実際に飛んでいるのは中東の某国ですが、
操縦しているのはアメリカ国内の空軍基地にあるコンテナ
の中、自宅から通勤し、基地内でドローンを操縦、標的に
爆撃を行うという生活です。

自軍に被害を出さずに敵を掃討し、操縦者も勤務が
終われば家族のもとに帰ることが出来るという、使う側
からすると理想的な近代兵器と思われた“ドローン”、
しかしパイロットはモニター越しにせよ殺人を行い、
監視任務による長時間の緊張など、心身ともにストレス
に蝕まれていき、戦場に参加する職場と平和な家庭の往復
で精神のバランスも・・・。

そういったところをこちらの映画は割と淡々としたトーン
で見せていきます、爆撃シーンもパイロット目線にこだわって
いるようで、敢えてモニターの映像のみ、正直派手さはない
ものの、リアルな質感になっていました。

イーサン・ホーク演ずるトミー・イーガン少佐は元戦闘機
乗りという生粋の軍人なのもポイント、ドローンの事を
調べてみますと、この映画ではかなり現実的な内容に
されているのではないでしょうか、もちろん映画的な
ひと盛りもありましたが。

いかんせん地味なので強くお勧めは出来ないにせよ、
今までなかった兵器ですので新しい切り口が見られる
戦争映画、非常に興味深い内容でした。

映画を見終わってから少ししてこちらとは直接的な関係は
ありませんが、「米無人機「殺害した9割が別人」資料公開」
という驚くべきニュースが飛び込んできました、その内容
とはアフガニスタンで2012年5月からの5か月間に殺害した
人物の9割が目標とは別の人物だったというとんでもない
もの、この映画を観ていたので衝撃が増しました。

ドローン・オブ・ウォー [DVD]



以下予告編動画
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2015年11月28日

アメリカン・ドリーマー 理想の代償 【劇場で鑑賞】

もうすぐ公開される話題作『スター・ウォーズ
フォースの覚醒』にも出演しているオスカー・
アイザックを主演に迎え、『ゼロ・ダーク・サーティ』
などのジェシカ・チャステインらが共演する、
80年代のニューヨークを舞台にした社会派ドラマ
『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』が
公開されましたので観に行ってきました。

アメリカン・ドリーマー 理想の代償 [DVD]



アメリカン・ドリーマー 理想の代償

原題:A MOST VIOLENT YEAR

製作:2014アメリカ

作品紹介
『マージン・コール』『オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜』
などのJ・C・チャンダーが放つ社会派ドラマ。1980年代初頭
のニューヨークを舞台に、オイルビジネスに参入した実業家
夫妻が、何者かの策略によって窮地に立たされる姿を追う。
主人公夫妻にふんする『インサイド・ルーウィン・デイヴィス
名もなき男の歌』などのオスカー・アイザック、
『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステイン
らが出演。さまざまな思惑が交錯する石油ビジネスの実態に
加え、全編を貫く緊迫感あふれるタッチにも圧倒される。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★
おすすめ度:★★★☆

1981年のニューヨーク、石油業界に乗り込み一定の成功を
収めている事業家であり、公明正大な経営をモットー
とするアベル(オスカー・アイザック)、彼の妻であり
共同で会社を立ち上げたパートナーでもあるアナ(ジェシカ
・チャステイン)、彼らが全財産を投げ打って事業拡大に
必要な土地の購入に取り掛かるが、妨害工作など様々な
問題が降りかかり・・・。

主人公の石油会社の社長アベル(オスカー・アイザック)
はクリーンな経営がモットー、現在ではそういった方針は
歓迎されるでしょうが、生まれた時と場所が悪かった、
舞台となるのは1981年のニューヨーク、非常に治安が
悪く、あの悪名高かった地下鉄なんか怖すぎる!、昼間
でも圧を感じるほどです、そして例え石油会社といえど
邪魔な同業者には何をするかわからず、アベルが受ける
妨害工作も、嫌がらせというより、普通に犯罪じゃない
ですか!、それに対して取った彼の対策がまた凄い。

アクション映画ではなく、それに類したシーンも入って
いない地味めな作品ですが、核となる一気に問題が噴出
してそれを何とか解決しなくてはならないという部分に
面白みがあり、主人公の強固な信念を持っているという
キャラクターを上手くそこに載っけてデコレート、奥さん
との絡みもスパイスとなり、観る前は石油業界のお話という
全く興味のない題材だったのであった心配も払拭、見応え
のある作品となっておりました。

ノワールものに近いといっていい独特の暗さがある雰囲気
と映像も良かったです。

以下予告編動画
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2015年11月27日

ベル&セバスチャン 【劇場で鑑賞】

セシル・オーブリーの児童文学「アルプスの村の犬と少年」
を映画化した『ベル&セバスチャン』が公開されましたので
観に行ってきました。

ベル&セバスチャンというと自分はイギリスのバンドを
思い出してしまいますが、こちらの映画の原作の本が
元ネタだったとは、そのバンドの中心人物である
スチュアート・マードックは映画制作にも乗り出し、
今年監督・脚本を手がけた『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』
が公開されました。

ベル&セバスチャン [DVD]



ベル&セバスチャン

原題:BELLE ET SEBASTIEN

製作:2013フランス

作品紹介
世界的ベストセラーとなったセシル・オーブリーの児童文学
「アルプスの村の犬と少年」を実写化したドラマ。アルプス
を舞台に、山をさまよっていた野犬ベルと少年セバスチャン
が育む固い絆を見つめる。メガホンを取るのは、『狩人と犬、
最後の旅』のニコラ・ヴァニエ監督。『そして友よ、
静かに死ね』のチェッキー・カリョとディミトリ・ストロージュ、
『オーロラ』のマルゴ・シャトリエらが出演する。ベルの
愛くるしい姿もさることながら、アルプスの雄大な風景にも
目を奪われる。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★
おすすめ度:★★★

アルプス山脈のふもとにある小さな村で暮らす孤児の
セバスチャン(フェリックス・ボッスエ)は、ある日村で
人間や家畜を襲うとされ、怖れられている野犬と出会う、
しかしそれが誤解であると知ったセバスチャンは、犬に
ベルとなずけ、命を狙う人々から懸命にかばう・・・。

これ昔放送されていたテレビアニメ『名犬ジョリィ』
と同じ原作なんですね!、なんとも懐かしい・・・、
内容は忘れてしまいましたがうっすら観ていた記憶が、
その番組で“ピレネー犬”を知ったのは確かです。

映画はアルプスの雄大な自然をバックに少年と犬の交流
を描きます、お互いに孤独な境遇だったり、世の中には
良い人ばかりではないといったシリアスな面も入って
いましたが、中でも第2次世界大戦中でナチスドイツ
が進駐しているという状況で気が抜けなくなっています、
こんな田舎町まで戦火が広がっているのかというシビア
さを見せたのが意外、国境に近いから警戒しているの
もあるでしょうが。

その戦時中という設定とともにテーマ曲がものすごい
切ないというかマイナー調の曲なので、何か非常に
不安になるといいますか、ベル&セバスチャン
大丈夫か?と思ってしまいます。

しかしやはりこの上なく綺麗な景色の中で可愛い
ワンちゃんと少年が心を通わせるシーンは癒し
効果抜群、内容もファミリーで鑑賞できるもので
適度なサスペンス要素も邪魔になっておらず、優しさ
と厳しさを盛り過ぎない塩梅で見せてくれた映画
で良かったです。

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タグ:ドラマ
posted by かとちゃん00 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画:は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする