2015年12月21日

カンフー・ジャングル 【劇場で鑑賞】

中国のトップアクションスターであるドニー・イェン
主演のアクション映画『カンフー・ジャングル』が
公開されましたので観に行ってきました。

今年は『アイスマン』『スペシャルID 特殊身分』
『モンキー・マジック 孫悟空誕生』とドニー兄貴の
主演作が次々と公開されましたがこちらがとどめの一撃、
今後の予定はアイスマン、イップ・マン、グリーン・
デスティニーと続編が続く兄貴です。

ちなみに公開当時劇場では『全力スマッシュ』とこちら
をはしごすると割引というキャンペーンが行われていました。

カンフー・ジャングル(初回限定生産) [Blu-ray]



カンフー・ジャングル

原題:一個人的武林
KUNG FU JUNGLE

製作:2014中国/香港

作品紹介
『孫文の義士団』などのテディ・チャン監督と、『イップ・マン』
シリーズなどのドニー・イェンが再び組んで放つカンフー
アクション。一流の武術家たちが次々と命を狙われる中、
警察と武術家として名をはせた囚人が協力して犯人を追う
様子に迫る。『アイスマン』などのワン・バオチャンが
悪役を演じ、『浮城』などのチャーリー・ヤンがエリート警部
を熱演。元祖香港カンフー映画にリスペクトをささげた、
カンフーの魅力が満載の内容に引き込まれる。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★☆
おすすめ度:★★★☆

拳法の達人で警察の武術教官を務めていたが、試合中に
殺人を犯してしまい、現在は服役中のハーハウ・モウ
(ドニー・イェン)、ある日名高い武術家の殺人事件を
知った彼は、捜査を担当するロク警部(チャーリー・ヤン)
に協力を申し出るが・・・。

今度のドニー兄貴は拳法の達人で警察の教官職でありながら
過ちを犯してしまい、今ではムショ暮らしをしているハーハウ
・モウという役、漢字で書くと「夏侯武」となりいかにも
強そうですね。

ストーリーは連続拳法家殺人事件の謎を追うサスペンス仕立て
になっており、アクションを盛り込みつつ、犯人がなぜその
ような事をしでかしたのか?、次は誰が狙われるのか?という
ところをしっかりと見せていく厚みがある流れ、舞台を現代に
した武術家を主人公とした武侠映画というかたちです。

主演はもちろんわれらがドニー・イェン、暴走する狂気の
武術家には『アイスマン』で実力のほどは保障済みの
ワン・バオチャン、少林寺出身の彼は本作で大活躍です、
他にも猛者が揃い、アクションのクオリティが高くなって
います、中国拳法特有の形をきちんと見せつつ現代的な映像
とテンポにアップデート、といっても香港映画の殺陣はもう
何十年も前から現在でも通用するレベルなんですけどね、
それにしても皆さん動きが良い!。

迫力十分なアクションでしたが、欠点としては話の都合上
ドニーの出番が少なめ、これはしょうがないですか、それと
尺の関係もあってそれぞれのシークエンスが少々食い足りない
長さ、出ている人が人だけにもう少し見てみたくなってしまい
ました、後はCGワークが少々チープ、これはクライマックス
の素晴らしいバトルの唯一のウィークポイント。

良かったのは『スペシャルID 特殊身分』』の時はペラペラ
だった音響がちゃんとしたものだったのと、オマージュやら
カメオ出演含め、これでもかといわんばかりのカンフー映画
へのリスペクト、エンドクレジットではマニアはのけぞること
うけあいです。

今年最後に公開されたドニー映画は思わず体に力が入る
アクション映画で面白く、まさにとどめの一撃、カンフー映画愛
溢れるこちらを作ったドニーをはじめ、その思いはジャッキーや
ジェット・リーなど中華圏から、とうとう『アイアン・フィスト』
を作ってしまったRZAやアクション映画ファンを公言するキアヌー
・リーヴスなどのハリウッドにまで飛び火、他にもヨーロッパなど
世界各地に心強い人たちがおり、武術映画の灯火は消えることは
なさそうです。

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以下予告編動画
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2015年12月11日

全力スマッシュ 【劇場で鑑賞】

バドミントンを題材にした香港発アクションコメディ
映画『全力スマッシュ』が公開されましたので
観に行ってきました。

前売り券にはバドミントンのラケットとシャトルが
おまけでついていたのが面白かったです。

なお同時期に上映していたドニー・イェン主演の
『カンフー・ジャングル』とはしごすると割引
というサービスがありました。

全力スマッシュ [DVD]



全力スマッシュ

原題:FULL STRIKE

製作:2015香港

作品紹介
ひょんなことから出会ったワケありの中年男たちと落ちぶれた
バドミントンの元女王が、バドミントンを通して再生していく
熱血スポ根コメディー。『燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘』
などのデレク・クォックと、『イップ・マン』シリーズなどの
ビジュアルエフェクトを担当してきたヘンリー・ウォンの
コンビがメガホンを取り、人生の再起を懸けた人々の奮闘を
描く。『ドリーム・ホーム』などのジョシー・ホー、
『パティシエの恋』などのイーキン・チェン、ベテラン女優
スーザン・ショウらが出演。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★
おすすめ度:★★★

バドミントンの女王ン・カウサウ(ジョシー・ホー)は、
試合中に暴力事件を起こしてしまい、バドミントン界から
追放されてしまう、今では兄のレストランの手伝いもまとも
にしないほどやさぐれてしまったカウサウは、ある日
ひょんなことから廃虚でバドミントンに打ちこむ男たちと
出会い・・・。

どん底まで落ちてしまった人々が再起を懸けてバドミントン
に挑むスポーツドラマ、しかしそこは香港、漫画的な味付け
で楽しませてくれます。

もう序盤から結局アレなんだったの?なんて思わせるシーン
がぶちこまれ、『おそ松くん』に出てくるイヤミを実写化
したようなキャラが出てきたり、とんでもなくばっちい
シーンも。

それでも『少林サッカー』ほどハネず、あちらはサッカー
シーンも必殺技の演出等がありましたが、こちらは肝心の
バドミントンシーンは節度を持ってやってしまっています
ので肩透かしまではいかないまでも、もう一声欲しい感じ、
ストーリーも一度負けたものが立ち上がって頑張るという
スポ根ものの王道な設定の割にはイマイチ盛り上がりに
欠けるところが、プラス個人的に残念だったのは、乱闘
するアクションシーンの出来が芳しくなく(というか敢えて
アクションシークエンスにしていなかったです)、昔の
香港映画だったらこういうところキッチリ仕上げてくる
のにな〜なんて思ってしまった次第。

主演は『コンテイジョン』にも出演しているジョシー・ホー
と今ではベテランとなったイーキン・チェン、彼の映画を
劇場で観るのは初めて、自宅で最後に観たのが2003年の
『風雲!格闘王』ですので12年ぶりに姿を拝見、しかし
若いですね、体型やらコンディションが良く、昔のイメージ
を崩していなかったのがさすがです。

そういえば音がちゃんとしていて安心、香港映画では今年前半
に観た『ゴッド・ギャンブラー -レジェンド-』がペラペラ
でしたので、ちなみに音楽は波多野裕介さんという日本人
が担当されています。

期待したほどではなかったものの、そこそこは楽しめた
スポーツコメディ、バドミントンの映画というのは
珍しいかもしれませんね。

以下予告編動画
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2015年12月08日

ターボキッド 【劇場で鑑賞】

80年代にオマージュを捧げた近未来(近過去?)
スプラッターアクション作『ターボキッド』が
公開されましたので観に行ってきました。

シネマート新宿に『ハッピーボイス・キラー』
観にいった時にこちらの予告編が流れ衝撃を受け、
早速観に行こうと思いましたら1週間限定レイトショー
とハードル高め設定、そんな中観に行きましたが、
後にヒューマントラストシネマ渋谷でも短期間ながら
レイトショーで上映されました。

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ターボキッド

原題:TURBO KID

製作:2015カナダ

作品紹介
文明崩壊後の荒野を野蛮人たちが自転車で疾駆する終末世界を
舞台に、コミック好きの若者が水を支配する極悪首領に誘拐
された少女を救うため、壮絶な戦いに挑むアクション。
オムニバス映画『ABC・オブ・デス』に落選した短編を、
『ホーボー・ウィズ・ショットガン』などのジェイソン・
アイズナー監督のアドバイスを受け長編映画化。サンダンス
映画祭などで上映され熱い支持を得た。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★★
おすすめ度:★★★

核戦争により文明が崩壊した1997年、コミック「ターボライダー」
のファンで、荒んだ世界で何とか生きている孤独な少年
キッド(マンロー・チェンバーズ)、ある日アップル(ロランス・
ルブーフ)という不思議な少女と出会い心を奪われるが、
水を牛耳る凶悪な独裁者ゼウス(マイケル・アイアンサイド)
に彼女が誘拐されてしまい・・・。

新たな世紀末救世主が誕生!その名は「ターボキッド」!、
荒廃した近未来(この場合近過去?)の世界は同じく今年公開
された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のよう、
あちらでは個性的な改造車が見られましたが、こっちは・・・
チャリンコだ!、燃料がなくなったらそりゃ自転車になります
わ、これは間違っていないぞ!。

そんな自転車に乗って用心深く生きている少年が少女と
出会い、ヒーローとして覚醒するというボーイ・ミーツ・
ガール的要素があるヒーローもの、売りとなるのはBMXを
使ったバイシクルアクション・・・ではなく、行き過ぎた
ゴア描写を見せるスプラッター、血の量はてんこもりで、
中にはピーター・ジャクソン監督の『ブレインデッド』的な
思わず笑ってしまうシュールな画も、もちろんアナログの
特殊メイクをタップリと使ってくれていて鼻血もの。

かなりの低予算と思われますが、映像はしっかりしており、
セットが組めないところ上手くあるものを利用したり、
すっごい田舎のロケーションもはまっています、そして
全編を通して80年代を強烈に意識している作り、ターボキッド
の武器は一度見たら忘れられないファミコンのグローブ型
コントローラー“パワーグローブ”(発売は1990年)を髣髴
させるものでニヤリ、劇中流れる音楽もアナログシンセを
使用した程よくチープでキラキラの80年代シンセポップ、
担当したのは「Le Matos」というアーティストで、非常に
良い仕事をされていました。

主役のキッドを演じたのはマンロー・チェンバーズという
役者さん、髪型やら顔立ちから80年代の香りがプンプンと
漂っているこの映画にピッタリの逸材、そして相手役の
アップル演じるロランス・ルブーフがアホ可愛い!、この
映画の重要な部分を担っているのは彼女といっても過言
ではありません、敵側の悪の首領ゼウスを演じたのはカナダ
の重鎮マイケル・アイアンサイド、随分と恰幅が良くなられて
一瞬判別出来ず、しかし頼もしい姿を見せてくれています。

製作はカナダで80年代風&弾けた作風というと『マンボーグ』
を作った「アストロン6」を思い出しましたが、そことは別口
だそうで、監督はフランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、
ヨアン・カール・ウィッセルキッドの3人が務めています、彼ら
自身も端役で出演しているのがインディーズらしいですね。

ただ欠点としては映画のテンポが全体的にもっさりしており、
ユルユルなのが否めず、普通の映画ファンにアピールするには
ちと弱いのがたまにキズです、これも80年代オマージュの一環
かも知れませんが・・・。

しかし自分は十分に楽しめた一本、何か欠点があっても好きに
なってしまう“愛おしさ”があり、画面から愛、パワー、
そして脱力感が一体となってほとばしる好き者にはたまらない
映画ではないでしょうか。

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posted by かとちゃん00 at 18:30| Comment(0) | TrackBack(3) | 映画:た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする