2016年02月29日

グリーン・インフェルノ 【劇場で鑑賞】

『ホステル』シリーズなどで知られるイーライ・ロス
監督の新作で、食人族を描いたホラー映画『グリーン
・インフェルノ』が公開されましたので観に行って
きました。

ちなみに前売り券の特典はエコバッグ、そして改装工事
により一時休館する新宿武蔵野館が、最終上映時に
入場特典として“人肉(ビーフジャーキー)”を配布
したそうです。

グリーン・インフェルノ [Blu-ray]



グリーン・インフェルノ

原題:THE GREEN INFERNO

製作:2013アメリカ/チリ

作品紹介
『ホステル』シリーズなどで知られるイーライ・ロス監督
がメガホンを取って放つ衝撃の食人ホラー。人間を食する
風習が残るアマゾンの奥地で若者たちを襲う、阿鼻
(あび)叫喚の世界を徹底的に描き出す。監督が俳優
としても出演した『アフターショック』でも組んだ、
ロレンツァ・イッツォやアリエル・レビが今作にも出演。
巻き込まれ型ストーリーを得意とするロス監督による
残酷な展開に絶句する。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★☆
おすすめ度:★★★☆

女子大生のジャスティン(ロレンツァ・イッツォ)は
アレハンドロ(アリエル・レビ)がリーダーを務める
過激な活動をする学生グループに参加、彼らは
不正なアマゾンの森林伐採の実態を世に訴えるため、
現地に赴くが、強制送還の憂き目にあってしまう、
しかしその途中で搭乗機がエンジントラブルを起こして
しまい・・・。

1981年に公開され世界を衝撃に与えたホラー映画
『食人族』にインスパイアを受けたということです、
あちらはフェイク・ドキュメンタリー形式で、今で言う
POVのさきがけとなった作品、自分が小学生の頃同級生
がなんとお父さんと一緒に観に行って「すごかったぜ〜」
と興奮気味に話していました、今でしたらR18で確実
にアウト、ゆる〜い時代でしたね、そういう自分は未見、
なにしろ大人になるまでガチのドキュメンタリーと思って
いましたので(笑、怖くて観られませんでした、こちら
はそういったモキュメンタリー形式ではなく普通の映画
となっております。

で、只の残酷ゴアゴアムービーかと思ったら・・・、
スプラッターのみならず、時にはブラックジョークを
挟み込み、ドラマもひねりが加えられたまさにキャッチ
コピーどおりの残酷無慈悲な食人エンターテインメント!。

序盤ははっきりいって地味、しかしそこでフラグ立て
されたものは後々しっかり生かされています、過激な
環境活動家で、エコテロリストのような活動をする若者
たちが保護しようとした部族が・・・、という皮肉な
展開、本題に入るとエンジンがかかりノってきます、
途中では並の作品なら停滞してしまうであろうシーン
でも、上手くイベントやネタを仕掛け、イーライ監督
(脚本も兼任)のセンスを感じた次第、そしてオチも一筋縄
ではいかなくなっており、最後まで目が離せませんでした。

スプラッターシーンはエグめの部分があったものの、
それを除けば行き過ぎてはいなかったと思います、ゾンビ
映画が観られる方でしたら大丈夫ではないかと。

出演者は無名の方々、ジャスティン役のロレンツァ・イッツォ
は監督の奥さんだそうで、個人的にはイタリアっぽい顔立ちが
こういう映画にフィットしていたかなと、『食人族』の監督
ルッジェロ・デオダートや『サンゲリア』などのルチオ・フルチ
とか、グロといえばイタリアみたいなイメージがあります、
イタリアの方ごめんなさい(笑、なおイーライ監督自身もチラッ
と出ている模様、それからなんといっても部族を演じた方々、
メインキャラ以外は現地の方を雇ったそうで、そのナチュラル
な演技で半端ではないリアリティを出しておられました。

人間を“食材”としてしか見ていないという状況は非常に絶望的
で怖く、それをベースに、異文化との関わり方や環境問題等々、
考えさせられるテーマを入れて煮込み、仕上げにビックリゴア
描写や笑えるスパイスを投入、大変おいしくいただけた映画でした。

グリーン・インフェルノ [DVD]



以下予告編動画
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タグ:ホラー
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2016年02月25日

007 スペクター 【劇場で鑑賞】

『007』シリーズの最新作で、ダニエル・クレイグが4度目
のジェームズ・ボンドを演じる映画『007 スペクター』が
公開されましたので観に行ってきました。

ダニエル・クレイグ版ボンドは家で『カジノ・ロワイヤル』
と『慰めの報酬』を鑑賞済みで、『スカイフォール』は
未見でした、映画館でダニエル・クレイグ版を観るのは
初めて、007シリーズとしては1997年のピアース・
ブロスナン主演『トゥモロー・ネバー・ダイ』以来ですので
なんと18年ぶりとなりました。

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007 スペクター

原題:SPECTRE

製作:2015イギリス/アメリカ

作品紹介
長い間人々をとりこにしてきた大ヒット作『007』シリーズで、
ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを体当たり
で演じたアクション大作。前作同様サム・メンデス監督が
メガホンを取り、新たなる敵スペクターとボンドの死闘を描く。
ボンドガールを『サイの季節』などのモニカ・ベルッチと、
『アデル、ブルーは熱い色』などのレア・セドゥという
イタリアとフランスを代表する美女が熱演。苦悩するボンド
の葛藤はもとより、明らかになる彼の幼少期の秘密に期待。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★★
おすすめ度:★★★★

生家“スカイフォール”で焼け残った写真を受け取った
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、
M(レイフ・ファインズ)の制止を振り切り、その写真の謎
を解き明かすため単身メキシコとローマを訪れる、そこで
死んだ犯罪者の妻ルチア(モニカ・ベルッチ)と出会い・・・。

シリアス&ダークというイメージだったダニエル・クレイグ
版ボンドですが、秘密兵器などのギミックや一部ユーモアを
交え、娯楽度が増した本作、従来の路線が好きだった方は
もしかしたら少々戸惑うかも、自分としては世界観が壊れる
ほどのものでは無かったと思いましたし、久しく見られ
なかった王道のボンド色とダニエルの取り合わせを素直に
楽しめました。

すごかったのはアクションで、オープニングから飛ばします、
ボンドさんそりゃ無茶でっせ!というシークエンスは
どうやって撮ったのかというダイナミックなもの、それから
監督が爆破好きなのか?と思ってしまうくらいドッカン
ドッカン決めてくれるのも嬉しい限り。

ただちょっとな〜と感じたのは悪役が若干薄め、俳優さんも
クリストフ・ヴァルツが演じているのですが、ダニエル・
クレイグ版のラスボスクラスと考えるともう少しインパクト
が欲しかったところ、これは謎の組織を追っていくという
進行とCとのゴタゴタとか色々あったからでしょうか、それと
レア・セドゥとの関係も少々唐突に思えたり。

ボンド役のダニエル・クレイグは相変わらず格好良かったです、
おいしかったのはベン・ウィショー演じる研究開発部のQ、あと
元プロレスラーで最近は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
など俳優業が好調な“バティスタ”ことデイヴ・バウティスタ
は007の有名な悪役「ジョーズ」をダンディにしたようなキャラ
で活躍。

148分と長尺ながら飽きさせない作りで、ロケ地やらセット、
衣装など映像が全体的にゴージャス、2015年多く公開された
スパイ映画の中でも“格”を感じさせられ、なおかつ面白さ
でもひけをとらなかった映画でした。

007 スペクター [DVD]



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2016年02月22日

ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション 【劇場で鑑賞】

ヤングアダルト小説を原作としたシリーズで、本国
アメリカでは大ヒットしている『ハンガー・ゲーム』、
その完結編2部作の後編である『ハンガー・ゲームFINAL
:レボリューション』が公開されましたので観に行って
きました。

前作『ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス』から
半年と期間を開けずに公開されたこちら、今回も劇場
で鑑賞し、足掛け3年になるシリーズの全4作全てを
映画館で鑑賞することが出来ました。

ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(初回生産限定) [Blu-ray]



ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション

原題:THE HUNGER GAMES:MOCKINGJAY - PART2

製作:2015アメリカ

作品紹介
スーザン・コリンズのベストセラー小説を基にした、
ヒットシリーズの最終章後編。独裁国家パネムへの
レジスタンスの象徴的存在となったカットニスが、
パネムのスノー大統領暗殺に挑んでいく。メガホンを
取るのは、前2作も手掛けたフランシス・ローレンス。
ジェニファー・ローレンスやジョシュ・ハッチャーソンら、
シリーズを支えたメンバーが結集する。壮絶なアクション
もさることながら、思いがけない真実が待ち受けるラスト
にも息をのむ。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★☆
おすすめ度:★★★☆

コイン首相(ジュリアン・ムーア)率いる第13地区の
反乱軍は遂に独裁国家パネムを統治しているスノー大統領
(ドナルド・サザーランド)との最終決戦に臨む、反乱軍
の象徴であるカットニス(ジェニファー・ローレンス)も
ゲイル(リアム・ヘムズワース)らとともに戦地に赴くが、
スノー大統領は彼らの動きを察知しており・・・。

全作を映画館で観られたこのシリーズもとうとう最終章、
クライマックスもやや地味な立ち上がりながら、決戦の
アクションはまずまず、どちらかというとストーリー面
のほうが印象的で、ストレートな英雄譚にはなっていない
ところが良かったです。

やはり引っ張っていたのは主役のカットニスを演じた
ジェニファー・ローレンス、運命に翻弄され、そこから
立ち上がるヒロインを堂々と演じられています、脇には
引き続きジョシュ・ハッチャーソンやリアム・ヘムズワース
の若手からジュリアン・ムーアやドナルド・サザーランド、
ウディ・ハレルソンなどの実力派までと幅広いキャスト、
曲者プルタークを演じ、2014年にお亡くなりになった
フィリップ・シーモア・ホフマン氏はこちらが遺作になって
しまいました。

シリアスな内容は良いとして、アクションシークエンスに
もう一声欲しかったところ、唐突に現れたクリーチャーも
投入が少し遅かったか、前作はさすがに地味過ぎで、その
ために今作の公開規模も小さくなってしまった感が、今回
持ち直しましたけれども。

結局後半は見所がプロパガンダ合戦や革命時のパワーゲーム
的な部分となかなかに渋くなったこちらのシリーズ、それでも
実際楽しめたという反面、惜しいなというところもあった作品、
自分としては何気に『ハンガー・ゲーム2』がピークだった
ような気がします、しかし2が気に入れば4まで完走しても悪く
ないかなと思いますね。

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posted by かとちゃん00 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(8) | 映画:は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする