2010年08月19日

血とバラ 【グッジョブ!シネフィル・イマジカ】

洋画★シネフィル・イマジカで観た映画
の最後は監督「ロジェ・ヴァディム」、
主演「アネット・ヴァディム」の
吸血鬼映画「血とバラ」です。

ホラー映画の中でもその歴史は古く、
数多くの作品がある「吸血鬼映画」、
その吸血鬼映画の話しになると
耳にする事が多い作品がこちらの
「血とバラ」、しかし作品自体を
目にする機会は非常に少なかった
です、

それもそのはず日本ではDVDはおろか
ビデオ化さえされていないまさに
「幻の映画」、

それを今回洋画★シネフィル・イマジカが
放送敢行、素晴らしい仕事をされていますね。

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血とバラ

原題:BLOOD AND ROSES
(Et mourir de plaisir)

製作:1960アメリカ・フランス・イタリア
(1961フランス・イタリアとしているところもあり)

作品紹介あらすじ
ローマ近郊。吸血鬼伝説のある古城の主、
カーンシュタイン伯爵は、婚約者ジョルジアを
城に招き盛大な仮装パーティを計画。
伯爵の従妹カーミラは200年前の吸血鬼
ミラーカの悲恋物語と、その墓が見つからない
という言い伝えを語る。
大掛かりな花火が打ち上げられるパーティの夜、
カーミラの姿は意外な場所にあった。

鑑賞形態:CS
満足度:★★★★
おすすめ度:★★★☆

少々地味な映画ですので好みが
分かれると思いますが、はまる人は
はまるというタイプの映画だと
思います、

ミステリアスで妖しい雰囲気、
もの悲しげな音楽、
美しい女性、
ゆったりとそれらの中に自らが
うずもれていく映画でした、

ウィキペディアには画像や音楽の
美しさに「ひたる」と書いてありましたが
是非「うずもれて」ください(笑、

特にアネット・ヴァディムがこれ以上なく
綺麗に撮られていて最後まで目が釘づけ
でした、

鮮烈な映像表現もあり当時はかなり
斬新な映画だったのではないでしょうか、
今観ても異彩を放っている映画だと
思います。

以下予告編動画に続き【ネタバレあり】感想
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この作品は監督のロジェ・ヴァディムが
当時の奥さんアネット・ヴァディムの
美しさを極限まで引き出している、

アップの部分はもちろんのこと、
白いドレス姿での遠方からのショットも
印象的、古城のアーチの下にただ立っている
場面はもちろんのこと、墓から帰ってくる
なんのことはない草が生えているところを
歩くシーン、そういうところですら
美意識を感じる画面作り、

そのアネット・ヴァディム演じるカミーラ
はかなわぬ恋に悩み終始愁いを帯びた表情
ばかりだが、中盤音楽に合わせて楽しそうに
ダンスするシーンが、こ、こいつは

可愛すぎるじゃないか・・
綺麗だなとは思っていたけど、
このくだりで完全に持っていかれた(笑、

今で言うツンデレ演出の一種か、カミーラ
の数少ない幸せそうなシーンの後はすぐに
元通り、というかさらに悪化というのが
泣かせるが、一瞬の隙を逃さずに萌え
をぶっこんでくる監督はやはり女性の魅力
を伝える事に長けている、

観ていてため息が漏れたのが温室の中で
カミーラがジョルジアに迫る場面、
この映画の名シーンの一つで大変美しい、
ここ、ここは

濡れている髪が神、

美しさ、妖艶さに拍車をかけている素晴らしい
演出。

全体を通しての綺麗さとともに、クラシカル
な雰囲気もあり(自動車や飛行機が出てくると
そういえば現代劇だったかと思うくらい)、
吸血鬼の設定が当時としてはかなり異色、
短めのランニングタイムもあってか
濃度が高く感じました、

半世紀たった今でも独自の存在感があった
「血とバラ」、女性がどう感じるか興味深い
映画でもありますね。

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posted by かとちゃん00 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画:た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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