2010年08月26日

少林寺三十六房 【リュー・チャーフィーinショウ・ブラザース!】

リュー・チャーフィー(ゴードン・リュー、
劉家輝)が60年代末から70年代に香港映画
の黄金時代を築いた香港の映画制作会社
「ショウ・ブラザース」の作品に
出演したものをご紹介、その第1弾は
「少林寺三十六房」です。

こちらは数年経ってから劇場公開も
されており、テレビでも放映され
人気を博した映画でご存知の方も
多いと思われます、自分もこの作品
だけは観たことがありました。

少林寺三十六房 [Blu-ray]


少林寺三十六房

原題:少林三十六房
SHAOLIN TEMPLE THE 36TH CHAMBER

製作:1977香港

作品紹介あらすじ
少林寺ブームに沸く80年代に公開されたカンフー映画の傑作。
冷酷非道な将軍・天達に家族と仲間を殺された劉裕徳は、
嵩山少林寺にある35房の修行に耐え抜き、
やがて復讐を果たす。
主演は『キル・ビル』でも華麗なアクションを魅せる
リュー・チャーフィー。

鑑賞形態:DVD吹替え
満足度:★★★★☆
おすすめ度:★★★★

実在したと言われる少林寺の英雄、
三徳和尚がどのようにして功夫を
身につけたかを描いた少林寺武術映画
です、

ストーリーはいたってシンプル、
みどころは少林寺の様々な「房」で
行われる修行の数々、カンフー映画で
はお約束の修行シーン、その代表は
これともいえる名場面になっています、

監督は近年では「酔拳2」や「セブンソード」
に出演している武術のスペシャリスト
「ラウ・カーリョン(リュー・チャー・リャン)」
、これは今回初めて知りました、武術指導も
されており、納得の完成度になっていますね、

自分は90年代のジャッキー、ジェット・リー
を通過していますので、70年代後半の殺陣は
どうかな?と観る前は心配していましたが、
そこまで遅さは感じなかったです、
コリオ自体の美しさと心地よいテンポで
応酬される技で全く問題なく楽しめました、

DVDには当時の貴重な吹替え版が入っており
今回そちらで鑑賞しました、「ショーリン〜」
というフレーズが印象的な80年代らしいサウンド
の日本オリジナルテーマ曲もしっかり聴けます、
リュー・チャーフィー=池田秀一さん、
他にも青野武さんや二又一成さん、大滝進矢さん
など、残念ながらお亡くなりになってしまった
銀河鉄道999のナレーターでおなじみの高木均
さんも出演されておりました、TVバージョン
なのでカット部分は字幕補助ですが、これは
嬉しい収録です。

この時代に作られたもので現在でも楽しめる
正統派カンフー映画の1本です、
初心者の方に特にお勧めしたいですね。

少林寺三十六房 [DVD]


以下予告編動画に続き【ネタバレあり】感想
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今回20数年ぶりくらいに観て懐かしさ
抜きにしても楽しめた、

見直してみると物語のつくりはしっかり
している、

@清の圧政、家族・友人の死。
A修行
B復讐
の3部構成、

@清の圧政、家族・友人の死。
はカンフー映画のよくある悪役「清」の
暴虐を描く、たびたび登場しては
民衆を苦しめまくる清は相当嫌われて
いたようだ、

序盤ではラウ・カーウィン演じるイン将軍
があまり使われない「大斧」を持って
柳葉刀2本構えの悪代官と対決、

その仇敵清の悪代官を演じているのはなんと
「ロー・リエ」氏でした、これは当時
知らなかった、漢字で書くと「羅烈」と
なんかめっちゃ強そうなお方、
ショウ・ブラザース作品では主演も務めた
こともある彼は今回悪役で出演、

A修行in少林寺
普通ならこの修行のシーンはモンタージュ
になったりある程度の時間しか割かない
ところだが、この映画の売りはこの部分で、
修行房における過酷でビジュアル的に
おもしろい修行シーンをたっぷりと
見せてくれる、肉体的な痛みみたいな
描写もさることながら、工夫をこらす
ところもしっかり描かれており、
工夫→功夫という部分も伝えることに
成功している、

また少林寺では修行のみならず、
リー・ホイサン演じる戒律住持
との熱闘もみどころ、住持の
華麗な胡蝶刀さばきに対するは
棍や沙悟浄でおなじみの月牙さん、
三節棍を使ったクリエイティビティ
あふれる殺陣もおもしろい。

B復讐
達人の域にまで達したサンダであるが
まず同志を集める、ここで第一部の
ホー先生の「英雄一人ではだめだ、
皆で力を合わせなさい」という言葉が
効いていた、これも今回観て気づいたところ、

タンを倒すときに初めて仲間になった人の
名前が「洪熙官(ホン・シークァン)」、
ハン・ガーロやハン・カーロとも呼ばれる
洪家拳法の創始者でたびたび武術映画に
登場する有名人だ、他にもなかなか信用
しなかった「陸阿采(ルー・アーツァイ)」
は後にこれまた有名人の「ウォン・フェイフォン」
の父「ウォン・ケイイン」の師となる人だそうで
残りの登場人物も有名なキャラクターの
可能性が高い。

将軍にたどり着く前にもタンやチェンなどの
「中ボス」もちゃんと倒していく、
チェンとの闘いでは香港映画のお家芸と
いってもいい「集団槍」が見られたり、
サンダは掌中心の手技と独特の蹴りが
見られる足技、そして房で鍛えた頭突き
をミックスした小気味良い拳法を見せてくれる、

仲間集めや中ボスとの闘いの時に修行の
成果が存分に発揮されるのがまたおもしろい、

大ボスロー・リエ氏との戦いが幾分
あっさり気味だが三節棍独自の殺陣は
見ごたえ十分だった、

今観てもおもしろかった「少林寺三十六房」、
これからもカンフー映画のクラシック
として語り継がれていくでしょう。

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posted by かとちゃん00 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画:さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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