2010年09月13日

渚にて 【発掘!50年代クラシックSF映画】

50年代SF映画特集第4弾は
主演が「グレゴリー・ペック」
監督は映画製作者から監督までこなす
「スタンリー・クレイマー」の
「渚にて」です。

タイトルは見かけたことがあった
こちらの映画、核戦争後の未来を
描いた作品であるらしいのですが、
パッケージを見るとそのような設定の
ものを扱った作品としては少し毛色
の違うもののようです、
気になりましたので観てみました。

渚にて [DVD]


渚にて
原題:ON THE BEACH
製作:1959アメリカ
作品紹介あらすじ

1964年、第3次世界大戦-核戦争-が勃発。
世界全土に放射能汚染が広がり南半球の
オーストラリア周辺の一部を除いて、
人類は絶滅してしまった。
本国に帰還できなくなった米国の原子力潜水艦は
メルボルンに入港するが、
その地にも死の灰は迫っていた……。

鑑賞形態:DVD字幕
満足度:★★★
おすすめ度:★★★☆

あらすじどおり核戦争が起こってしまった
後の世界を描いた映画でしたが、核爆弾
によるビジュアル的に凄惨な描写や
荒廃した街などのショッキングな映像は
ほとんど無く、むしろ綺麗な映像が多かったです、

その直接的な被害を免れたオーストラリア
の人々は爆心地では無いためか、パニック
状態に陥っておらず、戒厳令もしかれてない
ようでいたって普通に生活しています、
海水浴やレースなども行われており、
重々しい内容の中かろうじて娯楽性の
ある部分を見せてくれていますね、
その日常的な風景の中に姿は見えないが
確実な死を招く放射能がじわじわと
押し寄せるという恐怖を丹念に
描いていました。

SF映画というよりは終末の日を迎える
人々の群像ドラマという風情です、
後年はもっとパニック状態でズタボロになる
人類の映画もあるでしょうが、都市部では
ない地域や、人間らしさを失いたくない人
たちが集まったところではこのようなドラマが
生まれる可能性が十分あると思いますし、
伝わるものは伝わりました、

その作品のテーマは現在でも十分通用する
ものであり、本物の潜水艦を使用したり
した見ごたえのある綺麗な映像もあります、
長尺で地味、哀しい映画でありますので
猛烈にプッシュはできませんが、興味が
ありましたら見て損は無いと思います。


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ラベル:SF
posted by かとちゃん00 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画:な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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渚にて
Excerpt: いろんな「終末観」があると思いますが、「そのとき」になっても燃料の心配をするところがアメリカ作品らしいです。放射能の脅威から目を逸らす傾向が強いアメリカにおいては珍しい「反核」映画でしょう
Weblog: 映鍵(ei_ken)
Tracked: 2010-11-12 22:18
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