2014年08月21日

ぼくを探しに 【劇場で鑑賞】

『ベルヴィル・ランデブー』や『イリュージョニスト』
などアニメ作家として名高いシルヴァン・ショメ監督初
の実写映画『ぼくを探しに』が公開されましたので
観に行ってきました。

ぼくを探しに [Blu-ray]



ぼくを探しに

原題:ATTILA MARCEL

製作:2013フランス

作品紹介
『ベルヴィル・ランデブー』や『イリュージョニスト』
がオスカー候補になったシルヴァン・ショメ監督が、
初の実写に挑んだ心温まるファンタジー。両親を失った
ショックで言葉を失った主人公が、不思議な力を持つ
女性と出会うことにより人生の転機を迎える姿を写す。
主人公を『美しき棘』などのギョーム・グイが演じ、
魔法使いのようなマダムを『最強のふたり』などの
アンヌ・ル・ニが好演。シュールかつ多彩な映像と、
奇想天外な物語に夢中になる。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)ビスタ
満足度:★★★★
おすすめ度:★★★★

ギョーム・グイ演じる両親を失ったショックで
言葉を発することが出来なくなってしまった
主人公がふとしたことから出会ったアンヌ・ル・ニ
演じるマダム・プルーストのハーブティーを飲み、
失われた記憶を徐々に取り戻す、といったストーリー。

少々ゆっくりめの展開ですが、非常にポップな色使い
の映像や全編通して流れる美しいピアノの旋律やどこか
切なさもあるウクレレ、ミュージカルシーンなどの音楽
の数々、一癖ある登場人物やストーリーで画面に集中
できました、その中でマドレーヌなどのスイーツが
アクセントとして効果的に使われていたのも○。

役者さんたちも良く、緑色の瞳が印象的な主人公
を演じたギョーム・グイは意外な2役をこなします、
彼に大きな影響を与えるマダム・プルースト役を
演じたのはアンヌ・ル・ニ、過去にどのような事が
あったのか興味を抱かせるキャラで、優しさや
したたかさ、せつなさなどが入り混じった複雑な顔
を見せるのがまた素晴らしい、叔母2人組は楽しげに
歌を歌い郷愁を誘ったかと思えばとがった一面も
見せるなどデフォルメされすぎない塩梅で強い印象を
残す登場人物たちでした。

ポップな映像で一癖あるストーリーのフランス映画
というとジャン=ピエール・ジュネ監督の『アメリ』
という作品がありましたが、そちらが好きな方は
気にいる確率が高いと思います(バジェットはジュネ
作品よりこちらのほうが規模は小さめ)、流れ的には
地味なのと変わったキャラクターやストーリーですので
好みが分かれる部分は正直あり、しかし流れに乗れた
方はこのファンタジックな中にピリッとスパイスが
効いている作風に身を任せられるかと。

めちゃくちゃオシャレなんだけど親しみやすさがあり、
マンガチックなんだけどスッと感情移入が出来たのが
何とも不思議、自分のツボに入ったのかなんなのか、
とりあえず大好きな映画です。

ぼくを探しに [DVD]



以下予告編動画に続き【ネタバレあり】感想
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【続きを読む】をクリックで【ネタバレあり】感想です。
ここからネタバレあり感想
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序盤に父親が載っていた新聞記事の見出しには
「キャッチ」の文字が、この前観たばかりの仏映画
『ママはレスリング・クイーン』でフランスでは
プロレスの事をキャッチというのを知ったのですぐ
にお父さんがプロレスラーと分かりました、登場
したときはてっきりロックンローラーかと思いました
がね、エンドクレジットを見るまでギョームの2役
と知らず、ああ、言われてみればとなり結構驚きました。

劇中ではチェリーの洋酒漬け、シューケット、マドレーヌ
とスイーツが大活躍、公式HPには
青木定治氏(サダハル・アオキ)、
サントス・アントワーヌ氏(エコール・クリオロ)、
辻口博啓氏(モン・サン・クレール他)、
いがらしろみさん(メゾン・ロミ・ユニ)と
パティシエの方々のコメントがあり、宣伝部もやはり
スイーツ推しの様子、自分も思わず観た帰りにマドレーヌ
を買ってしまいました、一応シューケットも探しましたが
見当たらず、自分はケーキの食べ歩きが趣味で色々な
ケーキ屋に行きますが、シューケットは遭遇率が非常に
少ないです、劇中のようにパン屋+ケーキ屋みたいな感じ
のところのほうが会う確率高いですかね?、約6年前と
随分前になりますが桜新町の「コム・ア・ラ・メゾン」
というケーキ屋さんで当時2個70円で買って食べたことは
あります、駄菓子感覚ですね、

シューケット.jpg

あそこはシェフがフランス人の方でしたので置いてくれて
いたのでしょうか、ちなみにコム・ア・ラ・メゾンは残念
ながら少し前に閉店、あまり見かけないと判明した
シューケットを今度見つけたら買っておこうと思います。

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ラベル:コメディ ドラマ
posted by かとちゃん00 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画:は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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僕を探しに(Attila Marcel)
Excerpt:  アカデミー長編アニメーション賞を受賞した「ベルヴィル・ランデブー」や、ジャック・タチの遺稿をもとに映画化した「イリュージョニスト」などで知られるフランスのアニメーション作家シルバン・ショメが、初..
Weblog: 田舎に住んでる映画ヲタク
Tracked: 2014-08-22 22:44

ぼくを探しに ★★.5
Excerpt: 『ベルヴィル・ランデブー』や『イリュージョニスト』がオスカー候補になったシルヴァン・ショメ監督が、初の実写に挑んだ心温まるファンタジー。両親を失ったショックで言葉を失った主人公が、不思議な力を持つ女性..
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Tracked: 2014-11-07 18:27
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