2015年03月29日

幕が上がる 【劇場で鑑賞】

人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が主演
する高校の演劇部を舞台にした映画『幕が上がる』が
公開されましたので観に行ってきました。

ももクロちゃんの映像作品を劇場でみるのは以前イベント
上映されたドラマ『ももドラ momo+dra』以来、他には
ももいろクローバー時代の『シロメ』をDVDで観た事が
あります、平田オリザ氏の原作は未読で本広監督の映画
を観るのは初めてとなります。

幕が上がる [Blu-ray]



幕が上がる

製作:2015日本

作品紹介
劇作家・平田オリザが2012年に発表した小説を、
人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」主演で
映画化した青春ドラマ。地方都市の高校弱小演劇部の
女子生徒たちが、元学生演劇の女王だった新任教師の
赴任をきっかけに全国大会を目指し奮闘するさまを描く。
メガホンを取るのは、『踊る大捜査線』シリーズなどの
本広克行監督。演劇部を指導する新任教師に
『小さいおうち』などの黒木華がふんするほか、
『薔薇色のブー子』などのムロツヨシと志賀廣太郎ら
多彩な俳優陣が共演。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館 ビスタ
満足度:★★☆
おすすめ度:★★☆

地方都市の高校弱小演劇部の女子生徒たちが、元学生演劇の
女王だった新任教師との出会いをきっかけに全国大会を目指し
て奮闘するというストーリー。

高校の演劇部を舞台にしていますので、個人的にはどのような
演劇シーンを見せてくれるのか楽しみにしていました、
例えば軽音楽部でしたら演奏、野球やサッカー、バスケなど
の体育会系でしたら試合など各自大きな見せ場になりますので、
演劇の場合はどのように見せるのか興味があり、いざその
ような場面になると・・・、え、ダイジェスト?、しかも
オチがそこ?、これにはすかされました、最初に下手なところ
を見せてから徐々に上手くなっていくという“演技”は相当の
腕を持ってしても難しいというのはわかりますが、ももクロ
ちゃんの場合実際に演技が未熟なところから訓練を経て上手く
なるというのを見せるというドキュメンタリー要素が大きな
ポイントだと思っていましたので、直接対決を避けられた
のには失望。

ベタなサクセスストーリーじゃダメだったのですかね?、
オーソドックスなスポ根ものはある程度のフォーマットが
決まっているので大きな失敗はしにくいという安定感がある
ものの、もう数多く作られていますので“ありがち”という
ところに行ってしまう可能性が高くなってしまいます、そこで
そういったものを作る場合は演者の個性を生かしたり監督や
脚本家がアイデアを盛り込んでその作品の色付けを行い、
頭を捻り挑戦されています、ももクロちゃんの場合そういった
色は付けやすそうなものですが。

でこちらはそういった方向性ではないというのは途中まで
観てわかりました、じゃあ感動作として見てみるとそちら
でも首をかしげてしまい・・・。

中心は夏菜子ちゃん演じる部長、弱小演劇部が全国制覇へ
向かうという動きを縦のラインとして、演劇部の仲間たち
や先生との関係を横のラインとします、まず縦のラインは
演劇本編は直接描写が少ない、劇を作り上げる過程の描写
も弱く夏菜子ちゃんの仕事も何故かあっさり、これをみて
演劇をやろうと思うような引きが無いのが淋しく、チラッ
と映った他校の劇のほうが正直面白そうというのも痛し。

次に横のラインを考えてみると、元学生演劇の女王だった
先生、強豪校からの転校生、行き詰まってしまう部員などなど
盛り上がる要素は多々あったのにも関わらず、それぞれ関係が
薄く、フラグを上手く回収していないなど、とにかくわざと
面白くないようにしているのかと思うくらい、そういった肝心
なところを掘り下げない代わりに余計に感じる部分が多いので
イラつきました。

良かった点としては黒木華(はる)さんの存在感やももクロちゃん
たちの瑞々しさなどの演技面、共学なのに恋愛要素をオミット
したストイックなところ、チープさがないしっかりとした撮影、
押し付けがましい泣かせ、所謂お涙頂戴が無い、などが挙げ
られます。

しかしそういった点を流れが悪い脚本とセンスの無い演出で
足をグイッと引っ張られていたのが残念、どう見ても過剰な
序盤のモノローグやクライマックスで放り込むなど悪い冗談
のようなカメオ演出、真面目にやるなら真面目に、楽しませる
ならしっかりとやってほしい、非常に中途半端な映画でした。

幕が上がる [DVD]



以下予告編動画
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  にほんブログ村 映画ブログへ  


posted by かとちゃん00 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(3) | 映画:ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

『幕が上がる』(2015)
Excerpt: 劇作家・平田オリザの初の小説を、本広克行監督がももいろクローバーZの5人(百田夏菜子・玉井詩織・高城れに・有安杏果・佐々木彩夏)を主演に迎えて映画化。高校の演劇部の部員たちが、年に一度開かれる大会を目..
Weblog: 【徒然なるままに・・・】
Tracked: 2015-03-30 21:06

幕が上がる
Excerpt:  『幕が上がる』をTOHOシネマズ渋谷で見てきました。 (1)一昨年見た邦画の中でベストと思えるドキュメンタリー映画『演劇1,2』の主役の平田オリザ氏が書いた小説の実写化というので、映画館に行ってき..
Weblog: 映画的・絵画的・音楽的
Tracked: 2015-03-30 21:06

幕が上がる
Excerpt: 思ってた以上に面白かったな。
Weblog: だらだら無気力ブログ!
Tracked: 2015-03-31 19:54
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。