2018年02月20日

スリー・ビルボード 【劇場で鑑賞】

ベネチア国際映画祭などで受賞歴があり、監督を
『セブン・サイコパス』などのマーティン・マクドナー、
主演をオスカー女優のフランシス・マクドーマンドが
務める映画『スリー・ビルボード』が公開され
ましたので観に行ってきました。

スリー・ビルボード.jpg

スリー・ビルボード

原題:THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI

製作:2017イギリス/アメリカ

作品紹介
娘を殺害された母親が警察を批判する看板を設置したことから、
予期せぬ事件が起こるクライムサスペンス。本作はベネチア
国際映画祭で脚本賞、トロント国際映画祭で観客賞に輝いた。
娘を失った母をオスカー女優のフランシス・マクドーマンド
が演じ、『メッセンジャー』などのウディ・ハレルソン、
『コンフェッション』などのサム・ロックウェルらが共演。
ウディやサムも出演した『セブン・サイコパス』などの
マーティン・マクドナーがメガホンを取る。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★☆
おすすめ度:★★★★

ミズーリ州の田舎町。7か月ほど前に娘を殺されたミルドレッド
(フランシス・マクドーマンド)は、犯人を逮捕できない警察に
苛立ち、警察を批判する3枚の広告看板を設置する。そのことに
よって彼女は、警察署長(ウディ・ハレルソン)を尊敬する町の
人々に脅されてしまうが・・・。

一人の行動によって影響を受けた人が、その行動によってまた
他の人に影響を及ぼすという、ゴリゴリのアメリカの田舎町で
善意と悪意、怒りが入れ乱れ、輪廻やカルマを考えさせられる
物語、しかしその行いは時に予測不能なところに向かうのが
この映画の面白いところ。

出てくる登場人物は一見ステレオタイプに見えたり、一癖
あったりと様々でしたが、それぞれ一方向からでなく多面的に
描いていて、難解になるのではなく深みを持たせていました。

俳優さんの方々がまた印象深く、強烈な存在感を放つ主役の
フランシス・マクドーマンド、目が離せない演技を見せた
サム・ロックウェル、他にも脇役にいたるまでキャラが
生かされています。

紹介でサスペンスと書いてありましたが、閉鎖的な町を
舞台にした人間模様を描くドラマという感じ、網の目の
ように張り巡らされたフラグや分岐がしっかりとまとめ
られ、さらに意外性もあるという見ごたえのある映画、
そして人間ある時点で必要なものがあるんじゃないか?
という問いかけをされているようで、またそれが心に
刺さった映画でもありました。

以下予告編動画
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ラベル:ドラマ
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2018年02月13日

ガーディアンズ 【劇場で鑑賞】

珍しいロシア製作のヒーローもの『ガーディアンズ』
が公開されましたので観に行ってきました。

ガーディアンズ.jpg

ガーディアンズ

原題:ZASHCHITNIKI / THE GUARDIANS

製作:2017ロシア

作品紹介
驚異的能力を持つヒーローたちが、国家を救うために
戦うロシア発のアクション。かつて超人部隊計画で
生み出された超人たちが、国家を危機に陥れようと
自らも超人となった組織の科学者とバトルを展開する。
メガホンを取ったのは、『クライム・スピード』などの
サリク・アンドレアシアン。アントン・パンプーシュニー、
サンジャル・マディ、セバスティアン・シサク、
アリーナ・ラニナらが出演。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★★
おすすめ度:★★★

冷戦下のソ連で行われていた超人部隊計画は、違法な
遺伝子操作で特殊能力を持つ兵士を作ろうとしていた、
しかし科学者のクラトフが叛乱して研究所を爆破し、
超人たちも姿を消してしまう、50年後、超人化した
クラトフはその力を使いロシアに反旗を翻す、超能力
に対抗できずなすすべの無い軍はあの超人たちを探し・・・。

珍しいロシア製ヒーローもの、ロシア製ヒーローは
ダークファンタジーになってしまうかもしれませんが
2004年の『ナイトウォッチ』、2006年の『デイウォッチ』
を自宅で鑑賞したのみ、映画館でロシア映画を観るのは'14年
『ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火』以来
2回目となります、映画が始まると当然言語はロシア語でした。

主人公は

念力おじさん、

俊足剣士、

透明美女、

そして・・・熊男!、

のヒーロー4人組、これがなんかどこかで見た事
あるぞ?という設定で、能力なんかは遺伝子どうこう
を超越しているような気が・・、いや、面白いので良い
でしょう、しかし皆さんルックス良し、動き良しで
なかなか、加えて女司令官もまた濃いめです。

対するヴィランはなんと上半身裸!、この特殊メイクが
懐かしのトロマかエンパイアピクチャーズなんかに
出てきそうな80年代の香り・・・、どの機械でも操れる
というかなり強力な力を持っていますが、どこをどう
やってるのかわからないのがご愛嬌。

ストーリーはシンプルで、非常にサクサク進み、ラン
タイムも短めでとっつきやすくなっています、
一人一人を掘り下げず、だいたいの事は台詞で済ま
せてその分アクションに注いでいる感じ、そうすると
劇中の設定もあって何か続編のような雰囲気。

アクションは思った以上に良く、格闘シーンのクオリティ
は高いです、ロシアなのでもしや「システマ」?と
思いきや、割とオーソドックスできっちり作られた殺陣、
しかも女優さんのスタントでないところの動きもキレキレ
でした。

映像も綺麗、美男美女が集い、凄いロケ地を使っていて
さすがロシア!と思わされました、CGの技術も十二分で
大作並の画、ただモブのほうに手が回らないのか人気が
全然無いのには目を瞑りたいところ。

大味なストーリーに良い映像とアクション、フェティッシュ
なシーンが入っていたり、突っ込みどころが沢山あったりと、
これはネタ映画として楽しむのが正解かなと、好意的に
取ればこの発展途上な出来はロシアならではの味わいで、
マーベルでは絶対こうならないでしょうから。

B級映画好きな自分としては非常に楽しめた快(怪)作、
何故か憎めないのは絶対に熊男のせいでしょう(笑。

以下予告編動画
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ラベル:アクション SF
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2018年02月09日

ジオストーム 【劇場で鑑賞】

気象コントロール衛星が暴走するパニックSF作で、
主演をジェラルド・バトラーが務める映画
『ジオストーム』が公開、4DXは吹替版のみだったので
2D字幕版を観に行ってきました。

ジオストーム.jpg

ジオストーム

原題:GEOSTORM

製作:2017アメリカ

作品紹介
天候をコントロールする気象宇宙ステーションが暴走する
さまを描いたディザスターアクション。未曾有の災害が
同時多発的に起きる地球壊滅災害“ジオストーム”の
発生を防ぐために奔走する主人公を、
『300 <スリーハンドレッド>』などのジェラルド・バトラー
が熱演する。その弟に『ハイネケン誘拐の代償』などの
ジム・スタージェスがふんするほか、エド・ハリス、
アンディ・ガルシアらが共演。『インデペンデンス・デイ』
シリーズなど携わったディーン・デヴリンが監督を務めた。
(from Cinema Today)

鑑賞形態:映画館(字幕版)スコープ
満足度:★★★☆
おすすめ度:★★★☆

異常気象により甚大な被害を被った近未来の地球、
人類は天候をコントロールできる宇宙ステーションを
開発し、危機を回避する事に成功した、しかし2年後
のある日、突如衛星が暴走し・・・。

ディザスターものを観るのは久々、大災害シーンは
まさに大画面向きの映像で、これは大きなスクリーンで
観て正解、やや3Dを意識させるところがあったものの、
2Dでも可でした。

ストーリーは気象コントロール衛星が暴走してさあ大変
というもの、しかしこんなに威力ある〜?、いやいや
パワーを集中させれば、とか解釈の補完は必要かも、
後半は意外な方向に舵を取りますが、飽きさせずに
引っ張っていく結果に、ただ最後ああしたらこう
なってしまうのでは?という疑問がなきにしもあらず、
終わってからネタに出来るというのはありましたし、
結局最後まで楽しめたので良かったのですがね。

主演のジェラルド・バトラーはじめ安心の役者陣、
また渋い方々が脇を固めています、中には意外な
中国系の俳優さんが出ていてビックリ。

過不足ない作りで安定して面白かったディザスター作でした。

以下予告編動画
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